竜鏡の占人 リオランの鏡 (単行本)

著者 : 乾石智子
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年8月30日発売)
3.60
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  • レビュー :18
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041021422

竜鏡の占人 リオランの鏡 (単行本)の感想・レビュー・書評

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  • うーん…世界観や雰囲気や文章から流れ込んでくる描写、最後のオチもとてもとても大好きなんだけど。そこに至るまで、読むの辛かったのです。
    主人公が誰なのかなかなか判別出来なかったのも大きいのかなと。
    三年働かせる必要はあったのかしら。成長という意味ではデカいけど、長い。
    よく考えるとオチが魔道師の月に似ているような気もする。
    好きな作家さんで新刊揃えてたんですけど、次はなさそう。好みにぴたりと合うとすごいんだけどなぁ。夜の写本師とオーリエラントの魔道師たちはすごく好きだったんだけど。

    他の方のレビューを読んで。
    ああ確かにテーマがいっつもおんなじで飽き飽きしてはくるな、と。
    主人公も毎回似た感じですよね。軽く自分に自信持ち過ぎな、世間知らずの青年。

  • 本作はオーリエラントシリーズの東京創元社ではなく角川書店からの出版です。オーリエラントの重厚さよりもライトな感じですね。表紙もオーリエラントは羽住都さんなのに対し、本作は清原鉱さん、キヨさんではないですか。主人公はなんだか残念な感じの世間知らずのおぼっちゃま三王子、彼らの成長譚です。時間の経過が性急ですが、そこはそれ、乾石さんの魔法にある清濁併せ持つ、魔法は闇と寄り添っている。

  • はじめ、キャラが多いわ誰も好みの性格ではないわで、誰に感情移入して読めばいいんだ……と思った。
    成長してよかった。
    成長物語だから、最初は頼りなくなければいけなかったのね。

    乾石さんの話は、やはり闇と光の物語で、今回も、闇は誰にでもあって決して消せないものだった。
    抱えて生きていくしかない。
    それだけのことが出来る器を自分に作ろう。闇を抑えて生きていこう。
    そういう話。

    表紙の絵がとても美しいのだけれど、魔界都市ブルースのシリーズと同じで、美しい人というのは、想像させないといけないと思う。
    秋せつらが末弥純さんの、美しいけど曖昧な絵であるからこそ美しいのと同じで、美人というのは美しく描ききってしまうと、それは想像出来る範囲の美しさに収まってしまう。
    表紙が美しいけれどもったいないと思った。

  • 著者の作品は、出版社によってかなり、文章の手触りというか、風合いがちがってくる、と感じた。
    校正のやりかたのちがいなのか、編集者との相性なのか。文章を読んでいるだけで快感、という日本語の喜びにあふれた文章が、出版社がちがうだけで、こうもちょっとすかすかした感じがでるのかとびっくりする。
    それとも、作品の世界を描くのに、それぞれ著者がかき分け、使い分けているのだろうか?
    個人的には東京創元社からでている本が一番好きだなぁ・・・。

  • デビュー作の頃に比べて段々読みやすくなっていると思います。面白かったには違いないのですが、でも、“人間の暗黒面との戦い&浄化”というテーマが軸になっているのは変わり映えせず、またどんどん転生していくのも既出。そういった点では進歩が無く残念でした。まだ続きがありそうな終わり方でした。

  • リオランの三人の王子が王の妾妃カトラッカに竜鏡を探すよう依頼され、お供とジャフルの妹を連れて(強制的に)旅に出される。

  • カトラッカの悪女ぶりが素敵
    でも自己認識はちがうようでしたね

  • 占人、とあるが実際写本師やらと同じ魔道師関係者かと思う。輪っかを使う湖真法、女神像を使う竜法、鏡を使う鏡法などの占人が出て来て、あんまり特殊能力の無い4人の王族の若者が闇のアベックの所為で冒険する、という話。相変わらずこの作者の物語の設定が面白い。ただ、設定の面白さに登場人物のパーソナリティとか魅力が釣り合ってないようなもったいなさを感じんこともない。とはいえ、十分面白くて私の好きなハッピーエンドでスッキリした。

  • どっちサイドで読もうかと迷っているうちに
    話が進んでしまって、ちょっと虚読み状態だった。
    いかんいかん。

    鉱山にぶち込まれたあたりから、結構落ち着いて王子様サイドで読めたんだが・・・・。
    私にとってはなんかいろいろ詰め込みすぎで、
    咀嚼しきれず。
    おわってみると、かみさま好きだったな。
    目が戻ってよかったね。
    他も戻るといーねー。

  • 図書館で。
    何作か読んでいる作家さんですが今回は少し毛色が違うような?表紙の絵がキラキラだからだろうか?

    今回の悪女はなんとなくツメの甘い所があってその辺りがちょっと可愛いかな、なんて思わせたりもするけれどもよくよく考えるとやっていることは可愛くない。彼女の影である男は結局ちょっと可哀想な人だったしなあ…。
    過去と現実が錯綜し、色々な人の人生が集約する、というのはいつものパターンだったかもしれません。竜の足とかを探してあげるとかシリーズ化するのかなあ?

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