言い過ぎて、ごめんあそばせ

  • KADOKAWA (2014年12月1日発売)
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本 ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784041021521

作品紹介・あらすじ

誰にも媚びず、誰も恐れず、誰よりも日本の未来を憂う夫人が、日本の芸能界、マスコミ、政財界をぶった切る! 愛と怒りと笑いにあふれた問題の書。いつまでも美しく元気でいるための秘訣も公開!

感想・レビュー・書評

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  • 以下、本書「第1章 日本の芸能界は堕落している?」より引用する。

    私にとって、自分の意見を常に堂々と主張するのは当たり前の事です。
    それが出来るのは、私が何からも完全に独立しているからです。私は、経済的にも、物理的にも、精神的にも自立しています。誰かの顔色をうかがう、義理立てする、しがらみに囚われる、遠慮する、といった事で自分の意見を控えたり、曲げたりする必要はないのです。私は自分の意見に自信と誇りを持っています。
     自立した生活を手に入れるまでの苦労は並大抵のものではありませんでしたが、完全に自立する事で手に入れた最高の贅沢は「自由」です。私はその意味で、本当の贅沢を手に入れた数少ない人間のひとりだと自負しています。自由に行動し、発言し、生きていく自由。自由とは時に人を孤独にします。それでも私は、この「贅沢」を手放すつもりはありません。

    「自由」について、なんとも言い得て妙だ。
    若い女性のブランド志向やAKB商法に対する批判や少年法の改正、皇太子・皇太子妃両殿下(現在の天皇・皇后両陛下)に対する懸念等、共感できる意見はあった。一方で若者へ兵役を課すべきという意見や、太平洋戦争に対する見方等、共感し得ない部分もあった。
    戦争や貧困に苦しみ、政治の現場と混乱を実際に経験し、本物のセレブリティーと関わってきた著者の言葉には、なかなかきついものがある。ただ、これはおかしい・間違っている・許せない事に対して正当に怒る著者の姿勢は見習う必要があるのではないだろうか。

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