或るろくでなしの死 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 148
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041021613

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    『嫌われ者』『ごくつぶし』『愛情』『ろくでなし』『英雄』は面白かったが『はぐれ者』『からっぽ』はあまり好きじゃないかな。とはいえ7本のうち5本も面白かったら大満足ですね。

  • 自分に子どもができてから、変態が出てくるような作品は、読みたくなくなって、本棚に眠っていたが、思いついて読んでみたら、やっぱり気分が悪い。
    今の私には受け入れないが、傑作だとは思う。
    平山さんは、文章が上手でもなく、ストーリーはありきたり。
    でも、勢いと描写でとにかく持っていく。
    ひどい話だけど、悲しくて笑わせる。
    ダイナーもだけど、殺し屋と女の子の話は得意で、素晴らしいものを書かれますな。

  • 平山夢明著の短編集。過去にいくつか彼の作品を読ませて頂いているが、今回も案の定描写が惨いが爽やかという一見矛盾している世界観を見事に描いている様は流石と言うべきであった。
    解説文にも書いてあったが、決して笑える描写はないのだが、何故だか非常に笑える作品。ただ、今までの平山夢明の本に比べて惨さの部分に焦点を当てすぎて肝心の内容や愉快さが抜けているような気がした。所々、流れが掴めなくなる部分もあり(これは読み手である私自身の読解力の問題かもしれないが)、過去の作品を読んでいる身としては物足りない感じがした。

  • 意外とエグさは控えめかな??
    淡々と誰か彼かが死ぬ短編。
    色々な意味で。

  • 素直に不愉快な読後感が味わえる本。
    或るろくでなしの死の最後のやり方、よくあんなもん思いつくなと不愉快になりつつも感心した。

  • やっぱねー、グロいんだけど
    こんなに哀愁漂うグロい話をかけるのは
    平山さん以外いないんじゃないかと思う。
    ごくつぶしの死とからっぽの死はかなり哀愁。

  • どの話もおもしろかった。
    生物的な死ばかりが描かれているわけではない。
    そのパターンがあることに気づくと「次の話はどっちだろう?」と思いながら読んでいた。
    それもこの本の楽しみ方のひとつかも。

    特に好きなのが
    『或る嫌われ者の死』
    『或るごくつぶしの死』
    『或る愛情の死』
    『或る英雄の死』
    の四編。

    『或る嫌われ者の死』はただただ切ない。

  • イヤホラー系短篇集。
    これはイヤだ・・・

  • 命の軽さを学べる。

  • 最後の話が村上春樹みたい

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著者プロフィール

ひらやま・ゆめあき
1961年、神奈川県生まれ。デルモンテ平山名義で、映画・ビデオ批評から執筆活動をスタートし、1996年、『SINKER―沈むもの』で小説家としてデビュー。2006年、短編「独白するユニバーサル横メルカトル」で、第59回日本推理作家協会賞を受賞。また、同作を表題作とした短編集は、2007年版「このミステリーがすごい!」で1位を獲得。2010年、『ダイナー』で第31回吉川英治文学新人賞候補、第28回日本冒険小説協会大賞、翌2011年に第13回大藪春彦賞を受賞。近著に『或るろくでなしの死』『暗くて静かでロックな娘(チャンネー)』『こめかみ草紙 歪み』『デブを捨てに』『ヤギより上、猿より下』などがある。

「2017年 『大江戸怪談どたんばたん(土壇場譚) 魂豆腐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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