ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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レビュー : 98
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041021637

感想・レビュー・書評

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  • ドラマと比較して小説のほうがより深く登場人物を掘り下げており、納得感のある結末であった。ドラマはファンタジー感が強くてあまり現実感がない印象であったが、あまり明確に理解できなかった部分が理解でき、結末を知っていても楽しめた。また、小説のほうがより残酷描写が多く、主人公の恋愛も今後の展開が気になる状況で、続きが気になる。

  • 初めての内藤了さん。この作品でデビュー。
    ホラー小説大賞読者賞の作品。全然ホラーではなく警察物。

    藤堂比奈子はこの事件で初めて現場に出る新人刑事。けれど未解決事件を詳細に頭に叩き込み、特徴のある記憶のフック的なメモで完璧に記憶する。

    内容は、ドラマを見たため知ってはいたけれど映像でみるよりグロさを感じた。内容を知っていてもグイグイ引き込まれた。
    ドラマの主人公の比奈子は、比奈子自身サイコ的要素があったけど小説は記憶力抜群の普通の新人刑事。それでもおもしろかった。シリーズ化されているので続きをぜひ読んでみたいと思った。

  • 自分が犯した殺人と同じ手口で命を絶つという奇妙な自死事件が相次ぎ、新人刑事・藤堂比奈子が事件に挑む。
    つい最近ドラマ化された「ON」の原作。
    先にドラマを見てしまったので、事件の顛末に驚きはなく、そこは残念。そして、ちょっとグロいので苦手な方はご注意を。
    ドラマとは登場人物のキャラが多少違う。記憶力がいいというのはそのままだけど、比奈子がすごく普通に思えてしまった。凄惨な遺体に嘔吐し、事件の被害者に感情移入し涙を流す。ドラマとは違う初々しい比奈子が、この先どう成長していくのかに期待。

  • 第21回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作、初めての内藤了。
    謎の連続自殺事件を追う新人刑事:藤堂比奈子の活躍と成長を描いています。
    前半の展開が弱く感じましたが、後半は怒涛の一気読みでした。シリーズ化されてるので、もちょっと読みたいと思います。が・・・
    これをゴールデンでドラマ化するの??大分脚色しないと無理っぽいかもです(^_^;)

  • 日本ホラー小説大賞読者賞受賞作品との事ですが、ホラーという感じではなく...あえて例えるなら、ストロベリーナイトの姫川玲子シリーズのようなイメージです。
    むしろ、ホラー文庫で出てしまうと読書が限定されてしまう気がして勿体ないと思ってしまいます...ホラー小説大賞の作品なので仕方がないのですが。

    残忍な猟奇的殺人を行った犯人達が、同じ方法で自らを殺していく...というなんとも不可解な事件から始まるこの作品。

    猟奇殺人を扱ってはいますが、姫川玲子シリーズを読める方なら、それよりは全然グロテスクではありませんのでご安心下さい。

    しかし、世の中には実際に残忍な猟奇殺人が起こっている。
    そして、決して更生しない人間がいる。

    被害者、遺族を思うと辛くなります。

    主人公の藤堂比奈子は姫川玲子のように過去を背負っているわけでもなく、人目をひく美貌の持ち主でもありません。
    普通の新米女性刑事。でも、なんとも言えない魅力があるのです。

    シリーズものなので、次回作以降も読みたいと思います。

  • 奇妙で凄惨な自死事件が続いた。被害者たちは、かつて自分が行った殺人と同じ手口で命を絶っていく。誰かが彼らを遠隔操作して、自殺に見せかけて殺しているのか?新人刑事の藤堂比奈子らは事件を追うが、捜査の途中でなぜか自死事件の画像がネットに流出してしまう。やがて浮かび上がる未解決の幼女惨殺事件。いったい犯人の目的とは?第21回日本ホラー小説大賞読者に輝く新しいタイプのホラーミステリ!

  • そんなことが起こり得るのかっていうトリックだったけど、最近猟奇殺人系が好きな私としてはページがサクサク進みました。
    ドラマ見てなかったけど、ちょっと見たくなったなぁ。

  • シリーズ1作目
    ドラマとは違う主人公
    私は原作の方が好きです
    殺人事件のテーマと犯人像から、勝手に短編かと思っていたので、まさかの長編に驚きました
    読み易いです
    でも文章が少しぎこちない感じがしました
    殺人事件や犯人にはオリジナリティがあって、とっても面白いです
    シリーズの続きが読みたくなる作品でした

  • 罪の無い人々をどんな残忍な方法で何人殺した殺人犯でも、死刑になって死ぬのは一度だけ、という理不尽。そんな猟奇犯罪者にどんな感情を抱いてどう立ち向かうのが正解なのか、主人公がずっと自問自答しながらも最終的に結論が出せないままでいる曖昧さが等身大で良かった。シリーズものの1冊目なので、主人公がこれからの物語を通していつか自分でその答えを見つけられたらいいなと思うし、その過程を見守って行きたいなとも思える、成長を見届けたくなるようなヒロインでした。死神女史や鑑識の三木さんたち脇役も良い味。

  • 16年7月から波瑠主演で連ドラ化。どうもこう云うのは苦手やなあ。ほんとにドラマ化するの? 麻見和史の警視庁捜査一課十一係シリーズに近い雰囲気を受ける。如月塔子役の木村文乃と被る感じ。シリーズになってるけど、2作目以降はパスだな・・・

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プロフィール

2月20日生まれ。長野県長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に、『ON』につづく「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』、同シリーズスピンオフ『パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子』、「よろず建物因縁帳」シリーズ、『夢探偵フロイト』など。『きっと、夢にみる 競作集〈怪談実話系〉』にも参加している。

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