Miss ハーバー・マスター (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023020

感想・レビュー・書評

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  • この人の本の舞台は、およそ、葉山〜鎌倉あたり、またはハワイ。この本も葉山を舞台にしているので、近所に住む身としては親近感がわく、具体的にあそこだなというのがわかる。内容的には、いつものように女性を応援するストーリー、ヘミングウェイの「持つと持たぬと」へのオマージュかな。

  • 逗葉マリーナで<ハーバー・マスター>を務める夏佳。
    女性でありながら、社長の角田にスカウトされてやってきたた彼女を快く思わない人間も少なからずいる。
    が。彼女にとっては、仕事は仕事だ。自分のなすべきことをやるだけ。ハーバー内で起こる全ての出来事に責任を持って、毅然と対処していく日々を過ごしていた。
    そんな彼女にあるベテランオーナーの親族が、ある相談を持ちかけてきた。

    2014年11月27日読了。
    まさに、喜多嶋さんにしか書けない作品。
    久々に辛口の喜多嶋節炸裂で、爽快な気分になりました。
    喜多嶋さんが常日頃から作品のテーマにしている<生きる流儀>。
    その核心にしっかりと踏み込んだ作品に仕上がっています。
    ちょっと迷ったり、立ち止まったり。
    誰でも、生きていく中で何度もそういう場面に遭遇するはず。
    そういう時に何を大切にするか。
    それをしっかりと考えさせてくれる1冊です。

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著者プロフィール

5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

「2018年 『賞味期限のある恋だけど』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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