私はただセックスをしてきただけ (角川文庫)

サタミシュウ

• KADOKAWA (2015年7月25日発売)

作品紹介・あらすじ

なぜ私がこうしているのか、それはとても長い話になるわ――。妻が高校１年生のとき、友人に誘われて軽い気持ちではじめた“遊び”がきっかけだった。大学生たちとのセックスに溺れてゆくなか、担任の教師と関係をもってしまう。教師に教わったさまざまなことは、妻が初めて知る悦びであった。奴隷としての調教を施された妻は、その後、己の一生を捧げるご主人様に出会う……。夫の知らない人生を歩んだ妻の告白がはじまる。

感想・レビュー・書評

[A.Lさんの感想 · 2019年10月14日]

最初の頃の作品と比べて、読み終わった後の衝撃や満足感が薄い。自分が慣れてしまったのか…。「私の奴隷になりなさい」を読んでから約10年近く。エロくて面白くて衝撃だった…。

[文学女子さんの感想 · 2015年8月30日]

残念の一言。
SMは、貴族の遊びと何かで見た。
しかし、これは汚さだけが際立つ。
比べるのもなんだけど、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイは綺麗かなと。
何故だ？と考えてみたら、スカトロ描写が、私を不快にさせている。
行為中は、夢中なんだろうけど、事後処理は惨めな気持ちになるよね〜
理解不能。その描写は、無かったけどね。
また、1/4は過去の作品年表。
年表を使って、押し売り的な感じ。
読んでなかったら購入どうぞ、みたい。
'15.08.30読書完了

[nono0418さんの感想 · 2015年8月11日]

あんなに待ち焦がれた作品ですが、読み始めるとなんか違和感…
これはデジャブ？前に読んだ作品と重なる？と思いつつ、ドラマの総集編を見ているような感覚
読み進むうちに、なるほどそういうことかとなるのですが

ただ今作は作品は文庫の半分
あとはこれまでの作品年表というか、フレーズのそれぞれから類推する感じ
もっと作品が読みたかったなぁ〜 少し物足りなさを感じます

著者プロフィール

2005年4月に『スモールワールド』を、同年6月に『リモート』を発表。後にそれぞれ『私の奴隷になりなさい』『ご主人様と呼ばせてください』と改題のうえ文庫化。『私の奴隷になりなさい』は壇蜜主演で映画となり、話題となる。その他、『おまえ次第』『はやくいって』など計9冊を発表。

「2018年 『彼女が望むものを与えよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」