鍋釜天幕団ジープ焚き火旅 あやしい探検隊さすらい篇 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2015年2月25日発売)
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本 ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784041023211

作品紹介・あらすじ

トランシーバーを手に浮かれる面々と謎の覆面男。無人島に佇む奇怪な公衆電話と2匹の山羊。カヌー犬との出会いと愛するデカフライパンとの別れ――。彼らはいつでも浜辺で焚き火を囲み、宴の歌声は夜空に響く。『あやしい探検隊 北へ』ほか、シリーズで起きた出来事が大量の写真とともに明らかに。作家デビューを果たした椎名誠と、初期「あやしい探検隊」(東ケト会)の輝かしい青春のひと時を振りかえる行状記。

感想・レビュー・書評

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  • 初期の『あやしい探検隊(東日本何でもケトばす会)』を椎名誠が対談形式で、写真と共に振り返るという企画本の第2弾。第1弾では椎名誠と沢野ひとしの対談だったが、第2弾では椎名誠と目黒考二の対談を収録している。時代としては、『あやしい探検隊 北へ』『あやしい探検隊 不思議島へ行く』のあたりを振り返っているようだ。

    椎名誠率いる『あやしい探検隊』に夢中になった頃を思い出し、懐かしくなった。『あやしい探検隊』も後期になるとリッチな大名旅行になり、面白さは半減してしまう。この頃が一番面白いと思う。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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