鍋釜天幕団フライパン戦記 あやしい探検隊青春篇 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2015年1月24日発売)
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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041023228

作品紹介・あらすじ

まだ“旅”があった時代、彼らは夜行の鈍行に乗り込み、行き当たりばったりの冒険に出た。記念すべき第一回遠征・琵琶湖合宿をはじめ、初期「あやしい探検隊」(東ケト会)を、椎名誠と沢野ひとしが写真とともに振り返る、青春グラフィティ。おなじみの面々が巻き起こす、珍事件・怪事件の数々から、「あやしい探検隊」シリーズの舞台裏が垣間見える。巻末附録として「東ケト会」の遠征隊パンフレットを収録。解説・大槻ケンヂ

感想・レビュー・書評

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  • あやしい探検隊回顧録。こういう大人になりたいと憧れたけど、なれなかっなぁ

  • 冷静になれないのです。やはり憧れの椎名誠の、それも大好きな怪しい探検隊の黎明期の写真を見ながら椎名さんと沢野さんが語り合うなんて大した内容でなくともぐっと来るに決まってます。初期によく出てきた人物がやたらと懐かしく、またシリーズを読み返したくなりました。

  • キャンプしたいぜ!こんなキャンプしたいぜ!

  • 初期の『あやしい探検隊(東日本何でもケトばす会)』を椎名誠と沢野ひとしの対談形式で、写真と共に振り返るという企画本。

    椎名誠の一連のスーパーエッセイと共に『あやしい探検隊』は夢中になって読んだ面白本だった。本書を読んでいて、椎名誠率いるあやしい仲間たちの破天荒な行状を思い出し、感慨深かった。うすらバカの沢野に釜炊き目黒、陰気な小安にフジケン…あの頃は良かったなぁ〜

    附録に沢野ひとしのイラストが味わい深い、遠征隊パンフレットを収録。

  • 椎名誠と沢野ひとしが写真付きで振り返る怪しい探検隊の輝かしい青春時代。

    あー本当にキャンプしてたんだなぁと感心してしまった。

    あとがきの解説にも書かれていたが、「椎名誠になりたくてもなれない」というのには共感できる。

  • シーナ氏のさいきんのエッセイはちょっとどうも多少ヒネクレてるところがある(=すいません)ように感じ,「さすがのシーナ氏も,齢には勝てんのかのう」とちょっと寂しかったのですが―――
    この本は,1996年にシーナ氏と沢野氏がむかしの写真を見ながら対談する,というもの.たいへん素直に引き込まれました.(まあ20年前の話をいま読んだ,ってことだからか)
    ふたりがいろんなメンバーの人物像を話すのが興味ぶかい=目黒さん,依田さん,小安さん,木村さん―――でも依田さんと小安さんは,この時点でもう亡くなっていたんですね.
    何はともあれ,ひさびさにシーナワールドを満喫しました.

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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