この日のために (上) 池田勇人・東京五輪への軌跡

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.60
  • (1)
  • (10)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 48
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023402

作品紹介・あらすじ

逆境をバネに大事業に挑んだ二人の男!

広島県の造り酒屋に生まれた池田勇人は、大蔵省に入って5年目に全身から膿が吹き出す「落葉状天疱瘡」という難病に罹り、生死をさまよう闘病の中で退転を余儀なくされた。絶望の底に叩きつけられた池田だったが、奇跡的に同省へ復職、仕事ぶりの卓抜さから、主税局長、次官と上り詰めたのち、政治の世界へと身を投じる。時を同じくして、朝日新聞政治部の記者で水泳指導者としても活動する田畑政治は、幻となったオリンピックを再び東京で開催しようと動き始める――。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 幸田真音は天才だと思う。戦後の復興物語は嫌いじゃないけど、別格の爽やかさ。

  • この東京五輪と2020の東京五輪は位置付けが全然違う。

  • 1964年の東京オリンピック、
    その時の宰相、池田勇人の生涯と業績を、
    東京オリンピックの招致と準備を軸に描いています。

    「序」では、幻の東京オリンピックの誘致と返上を、
    「破」では、池田勇人の内閣総理大臣への道のりを、
    「急」では、東京オリンピックの誘致と準備の様を、
    概ね、3部構成で描いています。
    (上巻は、「破」の途中までとなります)

    とは言え、池田勇人は、首相として、
    東京オリンピックの政府側責任者ではありましたが、
    日本の高度経済成長の舵取りが、最大の業績であり、
    東京オリンピックは、その加速材料に過ぎないため、
    「急」までは、実質的には、部外者ですからね…。

    これを補完する意味合いで、本作品では、
    1歳違いで、後にJOC会長も務められた、田畑政治を、
    ダブル主演に持ってきてはいますが…、内容的にも、
    本作品で、東京オリンピックの軌跡をテーマにするなら、
    主人公は、田畑政治1本の方が、しっくりしていました。

    少なくとも、上巻では、本作品のテーマ的には、
    池田勇人のパートは、不自然、不必要に感じました。
    でも…、評価は、とりあえず、その辺りは不問で…。

  • 20160511 020

  • 感想は下に

全6件中 1 - 6件を表示

この日のために (上) 池田勇人・東京五輪への軌跡のその他の作品

幸田真音の作品

ツイートする