白球ガールズ

  • KADOKAWA (2015年3月26日発売)
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感想 : 8
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023488

作品紹介・あらすじ

女の子は甲子園にでられない!? 甲子園を夢見て小学校から野球を続けてきた青山由佳は、失意の底に沈んでいた。野球を諦め、平凡な高校生活をおくろうとした由佳だが、あるとき高校女子硬式野球部の存在を知る。四国にある甲子園の常連校・花ヶ丘学園高校へ編入した由佳は――。偏屈な部長や、幼馴染の高校球児、そして頼もしい仲間たちとともにチームを築いてゆく。由佳たちは、「自分の甲子園」をつかむことができるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 人は情熱で動く、いや、情熱でしか動かない。花沢理事長代理。由香の甲子園が見つかる。いつも命令形の石田くん。ジモティ。野球って奥深い。三輪っち。チア部のみんな。素晴らしい。青春。

  • やっぱり、青春っていいですね。舞台が甲子園でもそうでなくても、頑張って目指した場所は、その人にとっての「甲子園」。高校生の活躍に、勇気と元気をもらいました!3年生になったメンバーの姿も読みたい!

  • 野球高校女子のお話。 
    Eテレの「メジャー2」にも通ずる感じかな。 
    ちょっと登場人物の作り込みは弱いけど、1冊にまとめるとしたら仕方無しか・・・。
    「吹部!」と同様続編出るかな?

    でも、こういう爽やかなスポーツの話は、いいねぇ~ 好き(笑)

  • うーーーーん、おもんない。笑
    野球分からんからやろうか・・・でもバッテリーとかは面白かったからな・・・w

  • 企画はいいのに………………。

    せっかく方言キャラなのに全員女ことばミックス(心情で書き分けてるわけでもない)で、誰がその口調というわけでもないからキャラの会話がごっちゃごちゃ。

    女の子だから! を前面に押し出しててものすごく旧態依然…。結局女はできないよ、だから他の方法でせいぜいがんばれよって言われてる気分。

    あとよくある「女の子ならではの問題が今後ありそう」(おそらく何かドロドロした陰湿な何か)とかフラグ立てといて、ないし…? じゃあなんでそのフラグ立てたんや。言いたかっただけ?
    陰湿なのは最初の花沢と石田では。

    もっとも陰湿なのは由佳の中学時代、女一人で野球部に在籍していたときの野球部員(全員男子)。とくに石田がもっとも陰湿。でも石田のいじめは「男の子ならでは」と批判されることもなく、しかもビーンボール(頭を狙う反則)まがいの球を投げ続けたり、練習時間の変更を由佳にだけ教えないとかかなり陰湿。え、これ女子がやったら「やっぱり女子は陰湿」とかいうやつ?
    しかも全部好きだったから許せよと開き直り…!?
    いやいやコイツ同じ理由で寂しかったから殴ったとか子ども虐待とかする大人になるよ!?

    各地どころかキューバからも集まってるしキャラは立ってるし、これから女子の野球部も増えるだろうし、そういう子も手に取るだろうけど内容が「やっぱ女子は力もないし、いっしょうけんめいがんばるところを見せないとね★」じゃあなあ…。

    選抜で出てきた他校もみんな仲間、って意識はよかった。

  • 筋はよかったけど、慌しいというか、ダラダラしてるというか、何か話の流れに抑揚がなく、勿体無く惜しい感じがした。

  • 読んで良かった。

  • 高校女子硬式野球。
    小さい頃から野球をやってきて甲子園を目指していたが、女は甲子園に行けないことを知り、それでも硬式野球がやりたくて、できる高校へと進学する。
    しかし、入学時面接してくれた先生は入院中で、理事長代理は女子硬式野球に反対、最初の大会で皆がバラバラで1勝もできずに終わる。
    しかしそれでも頑張る姿に、徐々にチームがまとまっていく。

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著者プロフィール

慶応大学文学部卒。公益法人勤務、進学塾講師、信用金庫営業マン、飲食店経営、トラック運転手など様々な職を経て、現在は週刊誌記者をはじめ、フリーのライター&編集者に従事。著者に小説『吹部!』、ノンフィクション『会社人間だった父と偽装請負だった僕』『内川家。』など。

「2020年 『吹部! 第二楽章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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