レオナルドの扉

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 348
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023532

作品紹介・あらすじ

イタリアに生まれた若き時計職人ジャンはある設計図が記された秘密のノートを巡り、フランス軍の追手に狙われることになる。レオナルド・ダ・ヴィンチが残したノートを狙うフランス軍との攻防の行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • NHKの少年ドラマシリーズを思い出しました。これに、アレクサンダー大王と諸葛亮孔明が出てきたら言うことなしなのですが。半世紀、気持ちが若返りました。

  • レオナルド・ダ・ビンチが遺した秘密のノート。
    「レオナルド・ダ・ビンチ」と「秘密の」という部分にそそられる。
    それに何が書かれているのか、誰だって知りたいだろう。
    ノートを奪おうとする者たちに執拗に追い回され、それをあの手この手ですり抜けていくのは爽快。

  • レオナルド・ダビンチの遺産をめぐる冒険談?
    ファンタジーみたいな話だが、レオナルド・ダビンチの偉大さとヨーロッパにおける影響力の強さを知ることができた。
    ダビンムラの子孫の時計修理屋、ジャン・マルロー
    ナポレオンの命で若き大佐ビクトール・バレルが、マルローを追跡
    ナポレオンの故郷は、イタリアのコルシカ島。
    ナポレオンが幼少期、フランス領になっていたので、ナポレオンはフランス軍の将軍からフランス大統領になった。

  • 少年が主人公の冒険談。
    ナポレオンが悪者だから、崇拝者だったら嫌かも。

  • 「ぼくらの七日間戦争」に、雰囲気が似ている

  • レオナルド・ダ・ヴィンチのが遺したノートを巡って、少年少女が大冒険。時代はナポレオンのヨーロッパ。
    わくわくどきどきの舞台設定。謎のアイテム争奪戦って、鉄板で面白いです。

    何歳になっても、このわくわくどきどきは変わらないですな。

  • 子供向けアニメの原作でも書こうとしたのかな? ダヴィンチの発明が、せめて原子爆弾だったりしたら、ナポレオンが欲しがる理由もあるんだけど。大友のスチームボーイくらいの奇抜さが欲しかったな。

  • 天才レオナルド・ダ・ヴィンチが残したノートを巡る冒険小説

    この小説を読み終えた時にまず思った事は、『子供が大きくなってルビ無しでも読めるようになったらプレゼントしてあげたい』でした。

    あとがきにもありましたが、作中に多くの真実が盛り込まれているので、ただの冒険小説とは違い、遠い昔こんな事が本当にあったんじゃないかと思わせるようなワクワク感、凄く面白かったです!

    ただ…
    冒険の続きが読みたい!!!
    是非、続編を書いて下さい!!!

  • 2016年5月22日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「風」。チャンプ本!

  • 真保裕一のファンタジー。
    アニメの原作が昔ボツになったらしくそれを大幅に改良したものだそうです。楽しく一気に読みました。

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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