GOSICK BLUE

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.51
  • (24)
  • (45)
  • (70)
  • (13)
  • (1)
本棚登録 : 661
レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023549

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 期待していたほど…という印象。今回はどっちかというと冒険物語って感じ。GOSICKは学園もので、そこに縛られている美しい謎の少女と留学生として現れた東洋人の少年の物語であるからこその魅力もあったと思うのでちょっと残念。前からちょっと読みにくさは感じていたけど今まで以上に読みづらさも感じました。ただ、困難を乗り越えたからこそ以前にもましてヴィクトリカと久城君はお互いを大事に思っていて、可愛い2人でした。

  • 新しい世界にようこそ、夢と希望を求め幾多の難民が、新大陸アメリカへと押し寄せた。その中に手と手を取り合うヴィクトリカと一弥もいた。新世界、そこはまさにワンダーでミラクルな世界、着いた早々に事件に巻き込まれる二人だった。犯人によって引き離された二人、「あの史上最大のポンコツカボチャが...。」、果たして二人は事件を解決できるのか。前巻のREDでは新天地で活躍する二人でしたが、BLUEでは新大陸に着いた直後が描かれています。女王と下僕、恋人、友人、いずれでもない掛け替えのないパートナー、その時はまだ。

  • 「GOSICK BLUE」
    REDより前のお話。


    REDに続くBLUE。次はPINKでGRREN。という刊行順に読んでるところ、BLUEの中身を見るにどうやらREDよりは、時系列は前の様だ。時系列と刊行順が一致しないちょっとめんどくさいパターンだ。


    BLUEは「アメリカへ渡ったヴィクトリカと久城一弥は、移民として新たな一歩を踏み出すところ」で、REDはアメリカに馴染んで探偵業をやってる感じだった(と記憶している)から、REDよりBLUEは時系列では“前”になる。どうやら時系列だとBLUE→PINK→REDになるみたいで、GREENはどこに入るのだろうか。公式<a href="http://gosick.jp/#firstPage">GOSICK HP</a>のあらすじを見るに、BLUE→PINK→GREEN→REDのような気がしているが果たして、、、


    REDを読んだのが大分前であったため、何故アメリカに行くことになったのかは、Wikiでざっとおさらい。そしてBLUEのあらすじは、以下。


    <blockquote>1930年夏、長く苦しい船旅を経て、ついに新大陸にたどり着いたヴィクトリカと一弥。街で出会ったおかしな二人組に連れられ、新世界の成功を象徴する高層タワー<アポカリプス>で行われるパーティーになぜか紛れ込むことになったが、華やかなパーティーの最中、突然エレベーターが爆発し、最上階に閉じ込められてしまった!「闇夜で死神と踊ったことはあるか?」死神グリムリーパーを名乗る犯人からのメッセージが示す、事件の真相とは。
    </blockquote>


    久城の父が認めなかったくだりは、REDには出てこなかった認識だが、そんなことがあったのか。久しぶりのGOSICKで前まではヴィクトリカのツンデレぶりに打たれていたが、今回は久城の漢気に打たれそうだ!と思っていたところ、節々にでる九城の漢気。聖マルグリット学園の先生や友人、そしてグレヴィール・ド・ブロワを回想しながら、ヴィクトリカの身を案じ、タワー最上階に上る九城。これぞ男だ。


    2人以外では、大富豪ラーガディア一家がメインキャラクターの一役を担います。この一家の中で飛び切り面白いキャラクターが、放浪息子で星条旗模様のスーツを着た大人気漫画”ワンダーガール”の作画担当のボン&クーのボン。そしてその相方クーである。特に、このクー。悲しい過去を負いながら、独りぼっちだったボンを気遣い、九城には軽快なジョークを下す。なんとイケてるキャラクターなのだ。そして、肝心のミステリーにもしっかり顔を出す。GOODです。肝心の謎ですが、全てをひっくり返すもの。ヴィクトリカの謎解きとしては、こんな感じだったかなーとちょっと曖昧ですが、ボン、クーの役割・最後のひと展開も加味してなかなかでした。


    また、今回、メアリ・トロルとボン・クー以外のキャラクターも色があって良いんですよねー。そこがポイント。ボンを含めて、そもそも探偵事務所のオフィスってどうやって決まるんだっけ?とか九城の就職ってどんな風に決まったんだっけ?等々、アメリカでの後々の活躍に繋がる要素がふんだんに盛り込まれている為、今後のGOSICKを追いかけるには不可欠な巻の中で重要な役割を担ってます。


    因みに、ヴィクトリカのツンデレ→かわゆさぶりは健在でした。ワンダーガールの物語との組み合わせもミステリーとかみ合っていて良かったです。

  • 闇夜に死神と踊ったことがあるかい?

  • +++
    遠い海を越え、ついに辿り着いた新大陸で巻き込まれたのは、新世界の成功を象徴する高層タワーで起きた爆破事件! そのとき、タワー最上階のヴィクトリカと、地下の一弥は――! ?大人気ミステリ新シリーズ、第二弾!
    +++

    シリーズ第二弾だが、時はいささか遡り、ヴィクトリカと一弥が新大陸に移民としてやって来た当日に巻き込まれた顛末の物語である。どうやら、ここがすべての出発点ということになりそうである。先行きが案じられる一日目であるが、貴重な人間関係が結べたということもできるのかもしれない。三作目からは落ち着くところに落ち着くのだろうか。気になるシリーズである。

  • GOSICK REDから時系列が遡り、ヴィクトリカと一弥が移民船に乗ってアメリカに着いた一日目の話。
    前作のエピローグで新たな依頼が来て、てっきり今作でその話をやるのだと期待していたため、過去編だと分かった時はガッカリしたが、読み終わると前作を遥かに上回る面白さだった。
    移民一世、二世、三世それぞれの想いや葛藤。
    誰もが恐れる怪物ラガーディアに歯向かうヴィクトリカ。
    ヴィクトリカを想い、文字通り命懸けで危険に突っ込んでいく一弥。
    OVAでもいいのでぜひ映像化してほしい……。

  • また会えたね感で夢中になる。
    シリーズもので巻数重ねて読んでるもののなかでは最長だろうなぁ。

  •  舞台がアメリカということで、コミックだの成金だの結構アメリカらしいものが出てきた話だった。
     ゴシックはソヴュールの頃から「お涙頂戴ありません」的な犯人が多かったが、そういう所は変わっていないと思う。ただコミカルさというか、明るい雰囲気が増えた。暗ーい、タイトルの通りゴシックっぽい雰囲気が好きだったので少し残念。
     ヴィクトリカにはもう少し偏屈なままでいて欲しい。新章に入ってからいい子になってきている気がする。

  • 開架(1階学生選書) 913.6-サク 300393782

  • やったー(≧∇≦)続編が出てた!知らなかった!やほーい(≧∇≦)

全72件中 1 - 10件を表示

プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

GOSICK BLUEのその他の作品

桜庭一樹の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
辻村 深月
米澤 穂信
桜庭 一樹
有効な右矢印 無効な右矢印

GOSICK BLUEを本棚に登録しているひと

ツイートする