危機と決断 (下) 前FRB議長ベン・バーナンキ回顧録

制作 : 小此木 潔(監訳)  石垣 憲一  川崎 剛  永峯 涼  西崎 香 
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年12月26日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023662

作品紹介

大恐慌以来、最悪の金融危機が訪れる――。なぜAIGは救済され、リーマンは破綻したのか。その対応の中心にいた本人みずから明らかにする。前FRB(連邦制度理事会)議長、ベン・バーナンキによる初めての著作。

危機と決断 (下) 前FRB議長ベン・バーナンキ回顧録の感想・レビュー・書評

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  • グリーンスパン元FBR議長と比べて印象が薄いバーナンキ議長でしたが、本著を読んでリーマンショック前後の金融政策を果敢に取ってきたことが読み取れました。

    米経済のため、ひいては世界経済のために、
    公僕として仕事に取り組んできたにもかかわらず、
    様々な批判を受けてきたくだりには、
    「じゃあ自分(批判者)がFBR議長になってやってみればいいじゃないか」と言いたくなります。

    客観的・専門的な経験・知識に基づいた事実の評価と、
    各機関との調整能力は、感銘を受けました。

    バーナンキ議長、8年間お疲れ様でした。

    ちなみにブログをつけていらっしゃるので(英語力に余裕があれば)読んでみたいものです
    https://www.brookings.edu/blog/ben-bernanke/

  • 金融危機がリーマンショックだけではなかったことを思い出した。
    AIGもシティも、ノンバンクが立て続けに破綻の危機にあっていたこと。
    そしてその裏でFRBがここまで立て続けに対策を打ち出していたことは全く知らなかった。

    そして、まだ完全には回復しきってないなあということを
    考えたりもした。

    しかし、上下巻読み切るの大変だったな。

  • 本書の帯、FT紙の抜粋の通り、あの金融危機に著者がFRB議長であったことは、世界にとっての数少ない幸運だったのだろう。
    バ議長の学者としての知識・経験はもとより、組織でリーダーシップを発揮し、政策を実行に移す。THE COURAGE TO ACTという英文のタイトルがピッタリ。
    金融危機後に景気回復が遅れ、QEによる緩和に追い込まれる、その記述もまた生々しい。
    専門のライターとの共著なのであろうが、率直な記述に人柄が滲んでいるようだ。
    期待通りの良書。

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