モリアーティ

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  • KADOKAWA (2015年11月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041024041

作品紹介・あらすじ

シャーロック・ホームズと彼の宿敵モリアーティが、ライヘンバッハの滝に姿を消した。事件を追って現場を訪れたのは、アメリカの探偵フレデリック・チェイスと、スコットランド・ヤードのアセルニー・ジョーンズ警部。二人は情報交換の末、モリアーティに接触しようとしていたアメリカ裏社会の首領、クラレンス・デヴァルーを捕らえるため、行動を共にすることとなる。ホームズの捜査方法を模倣するジョーンズ警部の活躍もあり、デヴァルーの正体へと迫っていく二人だったが――。
『最後の事件』の前後には、何が起こっていたのか?
探偵と刑事の「タッグ」を通して描く、衝撃的クライム・ストーリー!

みんなの感想まとめ

テーマは、シャーロック・ホームズとモリアーティの物語の裏側に迫るクライム・ストーリーです。アメリカの探偵フレデリック・チェイスとスコットランド・ヤードのジョーンズ警部がタッグを組み、アメリカの犯罪組織...

感想・レビュー・書評

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  • 「たとえそれがどんなにありそうにないことでも、証拠から行き着いた結論がたったひとつきりの場合、問題の本質として充分考慮しなければならない。」


    「パスティーシュ」って言葉だけでも覚えて帰って下さい

    グーグル先生によると『「パスティーシュ」とは先行する作品を模倣したり、寄せ集めたりして作られた作品を指します
    語源はフランス語で、「模倣」という意味です。また、パロディやエピゴーネン、オマージュなどの内訳もパスティーシュに含まれます』とのこと

    また、特にシャーロック・ホームズに関連した作品をシャーロック・ホームズ・パスティーシュと言います(そのままやん)

    そしてね、もう完璧なのよ!完の璧なのよ
    シャーロック・ホームズ・パスティーシュとして完の璧なのよ!

    でね、それだけでも十分エグいんだけど、そこにちゃんと自分の色を乗せてきてるところがまたとんでもないのよ

    凄い!

    アンソニー・ホロヴィッツの色と言えばもう病的なほどのフェアプレイだとわいは思ってるんだけど、この作品でも全ての手がかりが余すことなく読者に提示されていて、もーホロヴィッツなのよね

    ホームズの物語ってさ正直フェアプレイとは程遠いのよね
    なのにフェアプレイにとことんこだわったこの物語がなぜこれほどまでにホームズなのか?

    わからん(わからんのかい!)

    そしてず〜っとどこかにモリアーティが「いる」感じを醸し出てもいるのよね

    ホロヴィッツやっぱ天才だわ

    パスティーシュだわ(もはや言いたいだけ)

    • 1Q84O1さん
      ひま師匠の下の世話かぁ…
      出来るかなぁ…
      ひま師匠の下の世話かぁ…
      出来るかなぁ…
      2025/02/16
    • ひまわりめろんさん
      あ、あとまきちゃ、わい別にホロヴィッツすすめてなかったと思う
      なんかホロヴィッツのレビューでこれ読んでみたいなことまきちゃが言った時に未読の...
      あ、あとまきちゃ、わい別にホロヴィッツすすめてなかったと思う
      なんかホロヴィッツのレビューでこれ読んでみたいなことまきちゃが言った時に未読のやつあるやんって言っただけだと思う
      ま〜ホロヴィッツは誰が読んでも面白いとは思うけど
      2025/02/17
    • bmakiさん
      あ、すすめられていなかったですか。。。失礼しましたm(_ _)m

      1作品読んだことがあるので、私でも読めそうだなぁと思ってました(^^)
      ...
      あ、すすめられていなかったですか。。。失礼しましたm(_ _)m

      1作品読んだことがあるので、私でも読めそうだなぁと思ってました(^^)
      自分に読みたい気持ちがあったので、おすすめされた に頭の中で変換されてしまったかもしれません(⌒-⌒; )
      でも絶対私の好きなジャンルなんですよね♪
      2025/02/17
  • アンソニー•ホロヴィッツによる、公認シャーロック•ホームズものの第ニ弾。

    1891年に起きた「最後の事件」から5日後。スイスのライヘンバッハの滝で出会った二人の人物を主人公に物語が進みます。一人はアメリカのピンカートン探偵社のフレデリック•チェイス。もう一人はスコットランド•ヤードのアセルニー•ジョーンズ警部。二人はアメリカ犯罪組織の首領クラレンス•デヴァルーが、モリアーティ教授と連携してイギリスに進出しようとしていたという情報をもとに、それを阻止するべくタッグを組みますが…。

    スイスからイギリスへ。目眩く移動する場所と物語と爆破事件•大量殺人•危機一髪…という展開は読者を飽きさせません。
    ただし、あまり「ホームズもの」っぽくありません。どちらかと言うと「ジェームズ•ボンド007」っぽいかな?何となくそう感じました。
    あ、でも美女は出てきませんので悪しからず(笑)

  • シャーロック・ホームズとモリアーティ教授がライヘンバッハの滝で死闘を演じてから物語が始まる。
    アメリカのピンカートン探偵事務所のチェイスとスコットランドヤードのジョーンズ警部は、ヨーロッパへ進出しようとしているアメリカマフィアを捕えるため、協力していく。
    コナン・ドイル財団公式認定の、シャーロック・ホームズシリーズのパスティーシュ。

    おもしろかった!
    新年最初に読み終えた本がこの本であることに感謝。
    アガサ・クリスティの作品では騙されなかったのになー。
    すっかり騙されてしまった…。
    ちょっとむごいシーンが多いことに辟易したけれど、夢中になって読み進めた。
    「三つのヴィクトリア女王像」なんて、本当にコナン・ドイル的だ。
    原作のモリアーティ教授に対してのイメージは「怖い人」だったけれど、『絹の家』を読んだときに変化して、今作でこれまたイメージが二転三転して定まらず…これこそがモリアーティ教授の魅力なのかもしれない。
    次巻もあるのかな?
    楽しみに待ちたい。

  • ホロヴィッツにはまる今日この頃。人物名がごちゃごちゃになりながらもまたもや一気に読んでしまった。驚きと苦い味が残る結末だったが、とにかく読ませる作家というのは確か。

  • 題名からも、そしてライヘンバッハでのホームズとモリアーティの対決への言及から始まるくだりからも「悪の帝王モリアーティきたー!」とわくわくして読み始めたのに、語りが第三者視点なんだ…なんかどんどんモリアーティから遠ざかっていってアメリカンマフィアさんこんにちは?なんだ…と置いてけぼりな気分だったのに、最後は気持ちよくすっかり騙されました。
    ありがとう、素晴らしかった。

    フェアかアンフェアかで言えば、極めてフェアな視点で描かれていると思う。それ故に、一度読んだ後にまた最初から読み直すと、答え合わせをしながら全く別の景色に見えるから凄い。

  • ホロヴィッツによるホームズ物第二弾。角川のHPによるとこちらもコナンドイル財団公認のようだ。「絹の家」ほどにはわくわくしなかった。しかし最後の真相にいたって、そうだったのか、さすがパスティーシュ作品。鋭い読者なら途中で気づくかも。文中に、題名がそれを示しているのだ、とあったがなるほどそうだ。この人まで死なすか? とちょっと後味悪い。

    また、この物語の語りはピンカートン探偵社のチェイス捜査員なのだが、ワトソンの書いたホームズの物語は、スコットランドヤードの警部たちを無能なように書いているが、どうしてどうして実は優秀なのだ、と言わせている。ホロヴィッツはホームズ物を読んでてそう感じていたのかなあ。

    他に短編「三つのビクトリア女王像」。これは「六つのナポレオン像」に対する作品か。こちらはホームズとワトソンも出て来て、めでたく解決でめでたし。

    読んだのは単行本だが、文庫版には有栖川 有栖氏の解説があるようでHPで読める。
    https://kadobun.jp/reviews/bunko/370.html

    2014発表
    2015.11.30初版 図書館

  • ライヘンバッハでホームズとモリアーティは滝壺に消えた。
    そして陰謀が動き出す。

    ニューヨークのピンカートン探偵社からフレデリック・チェイスと名乗る男がライヘンバッハを訪れる。
    アメリカの犯罪王の手掛かりを求めてきたのだ。
    そこで、ホームズと親しかったジョーンズ警部と出会い、共同戦線を張ることにした。

    イギリスに凶悪な事件が次々と起こりはじめる。

    〇血を流さずにいられない。
    〇ホームズかモリアーティか、そしてどちらなのか。
    〇さいご、シンガポールのコナンくんを思い出した。怪盗キッドはやっぱあれはヒドイ。

  • アンソニー・ホロヴィッツによるシャーロック・ホームズシリーズの2作目です
    読み直し必至の作者らしい作品でした

    ホームズもワトソンも登場しない作品
    アメリカの探偵とイギリスの警部のバディが事件の真相に迫るのですが、タイトルのこともあって、どちらかが偽物かもと言う匂いが序盤からプンプンしています

    どちらかと言うと警部の方が怪しいなと思わされて、騙されたままに種明かしという展開
    モリアーティの存在も匂わされていたのに、私は見事にはめられました

    もう一人謎の人物がいるのが気になるが・・・

  • シャーロックホームズ財団公認の続編である『シャーロック・ホームズ 絹の家』を書いたホロヴィッツによる、シャーロックの宿敵モリアーティ教授についての長編作品。一筋縄ではいかないだろうと思いながら読み進め、予想したよりもかなり血なまぐさくギャング抗争のように屍が累々と積み重なっていくことに動揺しながら、半ば予想(というよりか予感)していた展開に慄き、全てが矛盾のないように緻密に計算しつくされていることに気づかされて宴たけなわの場面からついつい冒頭に遡ってなんと書いてあったかを確認したりして、読み終わった直後は「こういう顛末か、、、」と期待外れのような微妙な気持ちになりました。しかしながら、そのあとに収録されていた短編を読むにつれ、サー・アーサー・コナン・ドイルが生んだ類まれなる才能(シャーロックとモリアーティ)をリスペクトし原作にある姿から逸脱しないでかつ新しい物語を紡ぎ出すにはこういう構成・構築になっているのはあれこれいろいろ腑に落ちてきて、ホロヴィッツの作品は数作しか読んだことがなく英国での名だたる実績は良く知らないものの、さすが!と思わされました。レビューを書く時には出来るだけ未読の方への影響を最小限に収めるべく気を配っているつもりなのですが、そういう意味では非常にレビューを書きにくい作品でした。感嘆したところとか書き残したいことはあるのですがネタバレにはしたくないので書けないことが多すぎます。見事な作品でした。再読したいです。

  • どうして私は最後まで全く気づかなかったのだろう。

  • 解決に近づいた時、なんかしっくりこないところがあるなぁと思いつつ読み進めていくと納得。なんかそんな予感はしていたが、やっぱりそうなのか。
    ホームズが好きな人は読んでいて楽しいと思う。いろいろな作品がオマージュされていて読んだことがない物を読んでみたくなる。

  • 犯人はクライマックス付近から何となく分かってくるし予想通りだけど、それでも面白い。映画のように情景が目に浮かんだ。

  • これはよかった。当方はホームズよりもポアロの方が好きだが、それでも本作は楽しめた。ミステリとしての面白さとスリルとサスペンス。どれをとってもさすがホロヴィッツといったところだろうか。
    この展開には驚かされた。欲を言えば語りが少々しつこい事ぐらいだろうか(個人の感想です)。
    ホームズファンなら楽しめる一冊だ。

  • やられました。
    倒叙で叙述トリックかぁ。まぁタイトルからして当然と言えば当然の帰結なんだけど、全然気づけなかったな。
    勉強が足りないね。

  • コナン・ドイル財団公認のスピンオフ作品という事になるようで、正典に登場したスコットランド・ヤードの警部総出演のシーンもあって、ファン・サービスも確りされている。という訳で途中までは楽しく読めたが、結末がどうにもスッキリしない。次に『四つの署名』を読むときには複雑な心境になりそうだ。

  • 肝心のホームズシリーズを読んでないのに、2次創作物を読んでも面白いのは、本家の力か作者の力か。

  • ライヘンバッハの後のモリアーティ側の話。
    ホロヴィッツのBBCドラマ「New Blood」が好きすぎてまたDVD見てたのだけど、そういえば本はアレックスライダーしか読んだこと無いな?と思って手に取った。
    俺がモリアーティでした!っていう種明かしのあと、ほぼ最初から説明する必要あったか?って気持ちが。読んでる側に見た目の描写は無いとはいえモリアーティ若々しいね…っていうミスリードはズルいなぁ。
    結局どっちも生きてましたー!ってオチはライヘンバッハ自体壮大な茶番になるわけだけど、ジムシャ萌えの私にはありがたいとすべきなのか。やっぱアーチ・エネミーはいないとね~

  • 『最後の事件』後見つかった溺死体が持っていた暗号文。ピンカートン探偵社の調査員とスコットランドヤードの警部が、モリアーティにとって代わろうとするアメリカ犯罪組織の首領を追う。

    最近は女性のワトソンやモリアーティの方に親しんでいますが、オリジナルの雰囲気、スキマにはまるストーリー、トリック、さすがコナンドイル財団公式認定です。

  • 推理小説としても、パスティーシュとしても最高な小説だった。
    緻密に計算され、読者を存分にワクワクさせてくれた。聖典では悪者なスコットランドヤードが好きになった。
    絹の家も読んでみたい。

    駒月さんの訳が個人的に好きなので、そこも楽しく読めたポイントだと思う。

  • 絹の家と同様、ホームズの世界の雰囲気がしっかり感じられてうれしい。
    ところどころ、真相が感じられる表現があるけれど、
    最後の本人の語りまで、はっきりとはわからない。
    モリアーティという邦題は、ホームズファンにはわかりやすいけれど、
    オリジナルのタイトル「シャーロック・ホームズが死んで暗闇がやってきた」もいいと思う。

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著者プロフィール

Anthony Horowitz
イギリスの作家。1979年、冒険小説『Enter Frederick K. Bower』でデビューし、YA(ヤングアダルト)作品「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズ(集英社)がベストセラーとなる。ドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の「シャーロック・ホームズ」シリーズの新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』(KADOKAWA)なども手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』は、日本でも「このミステリーがすごい!」「本屋大賞〈翻訳小説部門〉」の1位に選ばれるなど、史上初の7冠に輝く。続く『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『ヨルガオ殺人事件』(以上、東京創元社)も主要ミステリランキングで首位を取り、4年連続制覇を達成した。


「2022年 『ホロヴィッツ ホラー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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