月夜の料理番 包丁人侍事件帖(4) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.75
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041024317

作品紹介・あらすじ

江戸城の台所人、鮎川惣介は八朔祝に非番を言い渡された。料理人の腕が試される日に、非番を命じられ、納得のいかない惣介。心機一転いつもと違うことを試みるが、上手くいかず、騒ぎに巻き込まれてしまう──。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 江戸城の台所で、一番の腕の見せ所が出来る八朔祝いに、鮎川惣介は、非番を仰せつけられてしまい、とても、落ち込んでしまって、言葉も棘が出てしまい、夫婦喧嘩をしてしまう。
    日本橋を歩きながら、身投げでもしそうな奥女中を見て、後つけるのだが、、、、
    義賊、そして、下男と雇い入れた麦作は、、、、
    そして、息子小一郎が助けたなみは、、、

    麦作は、次郎吉を改心させることに、そして、せきとなみはお互いに寂しい肩を寄せ合う事で浮世に居場所を作るはずだった。
    生きる辛さを乗り越えるには、時には人は突っ支い棒が、入用になると、、、この本の中に書かれている通り、「人」は、1本では倒れてしまう時がある。
    支えになってくれる人が居れば、そして話を聞いてくれる人が居れば、、、、そして理解しあえたら、、、と、思う。

    この本を読んでいた時に、昨朝 7時58分 震度6弱の地震が起こり、今日は、夜中から、余震が幾度となくあった。

    心配して、連絡をくれた人たちに恵まれて、人は1人では生きていけないものだと、、、
    そして、日頃忘れている当たり前のことに、感謝の念である。

    直下型地震だったのか、我が家は、落下物もなく、過ごしているのだが、、、、
    明日は、大雨とかで、エリアメールが、届いている。

    6月初めに東京へ行った時に、山王祭の準備で、日本橋界隈は、盛り上がっていた。
    この本の栗名月(十三夜)が、終わると、長月から晦日まで祭りの季節と、、、、
    芝神明、神田明神、淺草三社太太神楽、牛込赤城明神祭礼、羽田弁天祭り、待乳山聖天大祭、、、、、

    行ってみたいと、贅沢な思いにふけりながら、読んでいたのだが、、、地震で被害に遭った方に申し訳ない気にさせられた。

    でも、本の読む楽しみも無かったら、味気ないかも、、、、。

  • 第四弾
    例によって続きの三話構成、
    不幸な境遇の女の子とか隠密とか義賊、
    結構関連付けて上手く話が進む

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

三重県伊勢市生まれ。愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。高校時代より古典と日本史が好きで、特に江戸に興味を持つ。日本推理作家協会会員。三重県文化賞文化新人賞受賞。主な著作に「包丁人侍事件帖」シリーズほか、「大江戸いきもの草紙」シリーズや『芝の天吉捕物帳』『冷飯喰い 小熊十兵衛 開運指南』がある。

「2019年 『料理番 旅立ちの季節(仮) 新・包丁人侍事件帖(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

月夜の料理番 包丁人侍事件帖(4) (角川文庫)のその他の作品

小早川涼の作品

ツイートする