呪詛 (単行本C)

  • KADOKAWA (2014年12月25日発売)
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  • 本 ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041024355

作品紹介・あらすじ

嗚呼、私だけが地獄の日々。家に代々伝わる打掛に魂が宿り、人間に生まれ変わるために虫は身を清め、幼子を亡くした母は尼僧にすがる。生に執着し隣人を憎む人々の、欲にまみれた魂は救済されるのか? 10年間の連載に書き下ろしを加えて一冊に収めた、果てしなく奇妙で眩いほどに神々しい珠玉の短篇集。

感想・レビュー・書評

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  • これは現代の話。

  • 201501/連載10年分と書き下ろしの一冊。いろんな救済の形が描かれてる。はたから見たら救われないと思えてもある意味それもまた救済のひとつだったり、救われたと思ってもまた次の苦しみにとらわれたり。

  • 「幽」に2004〜2014年まで連載された掌編+書き下ろし作品。雑誌の性格もあり小学館ビッグコミック系雑で連載しているよりも教訓的すぎない「崩れた」初期作品に近い傾向の作品が多く、むしろ好感が持てる。

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著者プロフィール

1947年、埼玉県生まれ。71年に『月刊漫画ガロ』に「かんのむし」を発表して漫画家デビュー。94年に銃刀法違反で逮捕され、翌年実刑判決が下される。97年に仮釈放。2000年、刑務所内の生活を描いた『刑務所の中』を発表する。著書に『天水』『護法童子』『不成仏霊童女』『ニッポン昔話』『刑務所の前』などがある。

「2022年 『呪詛 封印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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