- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041024379
作品紹介・あらすじ
金子さんが勉強に励んでいると自分に似た人影がよぎった。彼女が勉強に集中できなくなる度、それは決まって現れる。ある日、鏡を覗くと頭の横から自分を見つめる顔が――。脳髄を揺さぶる戦慄の怪談実話、第二弾。
感想・レビュー・書評
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文庫本で再読。すっかり忘れてしまっているので、スーパーナチュラル系と、そうでない不思議な話の詰め合わせ、楽しめました。
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"トワイライトゾーンというアメリカのテレビシリーズの日本版ともいえる。
これほど多くの不思議な話を集めてまとめた本も珍しい。
平山さんならではの作品。
やっぱり、人間の脳みそは不思議なもので、本人の意思に関係なく見えてしまうものを見せるし、感覚もあり、現実感をもって不思議体験できる器官なのだと。
あー怖かった。" -
怖いか怖くないかで言えば、怖くない。
不思議な話が多いかなぁ。
けどサクサク読みやすい。 -
表紙がなんとも素敵です。もうおどろおどろしいやつとかアニメタッチな表紙は正直時代遅れで、そういう意味でも最近の平山チームはやっぱり先端を走っている気がします。
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他人事みたいなの想像して買ったけど、それよりこわくなかった。
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シリーズ第1弾の「顳顬草紙 串刺し」はMF文庫から出ていたが、昨年それらがそっくり角川文庫に移ったことで、こちらはホラー文庫からの刊行となったようで。
内容自体は「串刺し」と同様、何とも解釈不可能な「奇譚」が主となっている。
ちらほらネタの使い回しも?という感じもなきにしもあらず。また、ラスト5篇はMF文庫の「怪談実話系」の再録。
詳しくはこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2015-02-23
著者プロフィール
平山夢明の作品





