こめかみ草紙 歪み (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2015年1月24日発売)
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本棚登録 : 93
感想 : 7
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  • 本 ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041024379

作品紹介・あらすじ

金子さんが勉強に励んでいると自分に似た人影がよぎった。彼女が勉強に集中できなくなる度、それは決まって現れる。ある日、鏡を覗くと頭の横から自分を見つめる顔が――。脳髄を揺さぶる戦慄の怪談実話、第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫本で再読。すっかり忘れてしまっているので、スーパーナチュラル系と、そうでない不思議な話の詰め合わせ、楽しめました。

  • "トワイライトゾーンというアメリカのテレビシリーズの日本版ともいえる。
    これほど多くの不思議な話を集めてまとめた本も珍しい。
    平山さんならではの作品。
    やっぱり、人間の脳みそは不思議なもので、本人の意思に関係なく見えてしまうものを見せるし、感覚もあり、現実感をもって不思議体験できる器官なのだと。

    あー怖かった。"

  • 怖いか怖くないかで言えば、怖くない。

    不思議な話が多いかなぁ。
    けどサクサク読みやすい。

  • 表紙がなんとも素敵です。もうおどろおどろしいやつとかアニメタッチな表紙は正直時代遅れで、そういう意味でも最近の平山チームはやっぱり先端を走っている気がします。

  • 他人事みたいなの想像して買ったけど、それよりこわくなかった。

  • シリーズ第1弾の「顳顬草紙 串刺し」はMF文庫から出ていたが、昨年それらがそっくり角川文庫に移ったことで、こちらはホラー文庫からの刊行となったようで。
    内容自体は「串刺し」と同様、何とも解釈不可能な「奇譚」が主となっている。

    ちらほらネタの使い回しも?という感じもなきにしもあらず。また、ラスト5篇はMF文庫の「怪談実話系」の再録。

    詳しくはこちらに。
    http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2015-02-23

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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