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- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041024799
作品紹介・あらすじ
「久鬼さん、あなたは、何のために生きるのですか?」
20年ぶりに吐月と再会を果たした久鬼玄造は典善と九十九、菊地らを自宅に招いた。そこで玄造が見せたのは、はるか昔に大谷探検隊が中国西域から日本に持ち帰ったキマイラの腕であった。やがて玄造は壮絶な過去を語り始める……。若き日の玄造の前に現れた梶井知次郎。彼は学生運動に身を投じる一方、師と仰ぐ馬垣勘九郎のもとで中国西域を調べていた。なぜ玄造はキマイラに関ってしまったのか。理由がいま明らかにされる。
感想・レビュー・書評
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この巻から過去篇。長いしまた脱線が多い…もっと削れないかな…
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幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げる伝奇アクション第13弾。
いよいよ久鬼玄造の過去が明らかになっていく本巻、物語は明治時代にさかのぼり、物語の世界がさらに広がっていくのを感じました。
この熱量を持った小説は、もう誰が主人公であっても読まされてしまうのでした。
玄造の過去とキマイラの謎がどのように関わっていくのか、次巻までその楽しみは取っておくことになるので、今回は我慢しました。
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著者プロフィール
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