人形佐七捕物帳傑作選 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2015年12月25日発売)
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本棚登録 : 58
感想 : 5
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  • 本 ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041024836

作品紹介・あらすじ

神田・お玉が池に住む岡っ引きの人形佐七が江戸でおきたあらゆる事件を解き明かす! 横溝正史の傑作捕物帳全作品から厳選。冴えた謎解き、泣ける人情話……初めての読者にも読みやすい7編を集めました。

感想・レビュー・書評

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  • 人形佐七も知ってるし、もちろん横溝正史も知ってるけど、横溝正史が時代劇のイメージが全くありませんでした!しかも結構長く書いてシリーズ化されてる!これはその中の傑作選的な感じです。内容的にはわたしには合わなかったかな…とはいえ面白くないわけではなく。キャラ的には好きだけど、ドラマで見るほど、痛快に推理してるとは思えず。機会があれば別作品も読んで見ようかな。

  • 横溝正史の江戸時代の岡っ引きの話。江戸の街並みなどを想像し、今のどのあたりなのかを調べながら読んだ。

  • 横溝正史が書いた捕物帖「人形佐七」の一冊もののアンソロジーです。
    もちろん「半七捕物帖」を元ネタにして、というか、リスペクトして作られたシリーズですが(だから七の字をもらってる)タイトルの意味は人形のように良い男、で女にだらしない、という設定だったそうですが、それは早々と崩れ、読みやすい捕物帖になりました。
    このアンソロジーは佐七の初めての手柄話、恋女房とであった話、二人の子分が子分になった話、と半七一家が出来上がるまでの話、と始めて読んだ人でもわかるように組んであります。
    たいそう親切です。
    時代劇コーナーには欠かせないヒーローの一人なので未読のかたはどうぞお読みくださいまし。

    2016/12/12 更新

  • 『人形佐七捕物帳』
    BSジャパン/毎週第1,2火曜放送
    2016年10月4日から

  • 2016/01/06読了

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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