佃島用心棒日誌 溺れた閻魔 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2015年8月25日発売)
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  • 本 ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041024850

作品紹介・あらすじ

安藤対馬守の密命を受けた佃島の用心棒・立花左京介は、島に流れ着いた記憶喪失の男を世話することに。男はその人柄から佃島に馴染んでいくが、くせ者の臨時廻り同心・奥寺亀次郎がなぜか周辺を嗅ぎ回っていて……。

感想・レビュー・書評

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  • 1961年岐阜県岐阜市生まれ。
    会社員を続けながら作家活動。

    丹念に細かい部分まで、書き込む作家さんのようだ。
    キャラクターの性格や様子仕草まで見えるような描写。
    登場人物が動き出すようです。

    話は徳川家康ゆかりの佃島のおはなし。
    家康は、世話になった摂津国佃村から江戸に
    神主と佃島の漁民を移住させ、この土地を
    漁師たちのものとし永劫守る約束を。

    そんな土地、佃島から漁民を排除し、
    砲台を作ろうとする鳥居耀蔵らの目論見から
    守ろうと安藤対馬守から密かに派遣された
    立花左京介が主人公。

    性格の良い涼しい目を持つ左京介は
    佃島の住民たちと、島を守る。

  • 早見俊 著「溺れた閻魔」、佃島用心棒日誌シリーズ№2、2015.8発行。漂流の茄子、帰って来た女、溺れた閻魔の3話。

  • シリーズ2作目。面白かったです

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。法政大学経営学部卒。会社員を経て執筆活動に入る。2006年『びーどろの宴 淀屋闕所始末』で作家デビュー。2016年、織田信長岐阜入城450周年記念プロジェクトの一環として『うつけ世に立つ 岐阜信長譜』を刊行、同作で第23回中山義秀文学賞候補。2016年、歴史時代小説作家集団・歴史小説イノベーション「操觚の会」創設に参加、副長を務める。2017年「居眠り同心 影御用」「佃島用心棒日誌」シリーズで第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。「無敵の殿様」「闇御庭番」「御蔵入改事件帳」などの人気シリーズの他、『労働Gメン草薙満』『ブリザード D6犯罪捜査チーム』など現代小説も手がける。

「2023年 『観相同心早瀬菊之丞 死のお告げ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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