- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041024898
作品紹介・あらすじ
内神田にある「上谷塾」を祖父から引き継いだ長女の里与は、旗本の父の急死後、上谷家を支えてきた。跡継ぎの弟・幸太郎は幼すぎて出仕が叶わず、家族は下命を待つ日々。そんなある日、事件が起こり……。
感想・レビュー・書評
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旗本の父の急死後、弟の幸太郎が元服して家を継ぐのを望みに、手習処をしながら理与は上谷家を支えていた。ある日手習処の帰りに子どもが攫われて……
ヒロインの理与よりも少年・幸太郎の印象が強く残る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第一弾
訳ありの一家?二人の娘と弟、そしてその母
解消された元許婚の男と正体不明の武士
三千石の旗本の隠し子を巡り暗躍が? -
これでもか!と言う程のお約束てんこもり
暴れん坊将軍や大岡越前辺りでやってそう -
みじかい。
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事件と恋がバランスよく配置されてて読みやすい。
可愛らしい雰囲気で、さらっと読めます。 -
前作『浪花ふらふら謎草子シリーズ』がそこそこ面白かったので、新シリーズも期待して。貧乏旗本の父の急死後、手習い所をしつつ家族を支える姉・理与と妹・皐、そして義理の弟・幸太郎の三兄弟の周囲に起こる事件。事件のWhyは分かったものの、これで一段落ではなさそうな気配で、次巻が待たれます。理与の元許婚である東馬みたいなイラッとする悪い意味で鈍感男、いるいる~。破談になって良かったけど、後々面倒事になるんじゃなかろうか?幸太郎は先行き楽しみな若者だな。
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