藤原定家●謎合秘帖 華やかなる弔歌 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041024904

作品紹介・あらすじ

後鳥羽上皇から勅撰和歌集の撰者に任命された定家。しかし歌神と名乗る者から和歌所を閉鎖せよと脅迫文が届く。次々舞い込む弔歌と相次ぐ歌人の死に関連はあるのか。定家は長覚の力を借りて謎解きに挑む――

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーとしては、要所要所にたくさんの鍵が見え隠れする設定でありながら、主人公の定家があまりにも鈍感である。

    歌人としての定家への尊敬の念から、こんな定家は見たくないと思うのである。

    定家の話を聞いただけで、ほとんどの推理を脳内の仮定と論証で解き明かす長覚の冴えは魅力的だが、どうも釈然としない筋運びだと思うのだ。前半のだらだらした展開は要らないではないか。

    とは言え、古典文学を学ぶ者にとっても、この本は興味惹かれる内容だとは思っている。

  • 鎌倉初期の時代がよくわかる!なかなかためになる平安ミステリー!

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プロフィール

篠綾子/1971年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第4回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。主な著書に『義経と郷姫―悲恋柚子香菊 河越御前物語』『山内一豊と千代』『浅井三姉妹―江姫繚乱』『蒼龍の星』(清盛三部作)のほか「更紗屋おりん雛形帖」シリーズ、「藤原定家 謎合秘帖」シリーズ、「代筆屋おいち」シリーズなど。

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