望の夜 髪ゆい猫字屋繁盛記 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041024928

感想・レビュー・書評

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  • 髪ゆい猫字屋繁盛記第四弾。
    ハラハラさせられるところもあったけど、
    無事佐吉とおきぬが祝言を上げられて良かったし、
    およしの赤ん坊も無事産まれて良かった。

    いい話が続いて良いんだけど、
    善人ばかりで何かちょっと不安になる時もある。

    魚竹が買い取った店を、
    おてるさんに任せることになるとは思わなかった。
    商売繁盛は良いけど、
    おてるさんにも是非恋話をお願いしたいところ。

  • 佐吉とおきぬのその後。
    丑松とおきぬの兄弟愛。
    髪結床、猫字屋の常連客、お蓮。
    今まで、誰にも明かすことのなかった来し方が明かされる。
    大きな愛の詰まったシリーズ4巻。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    手懸であろうと、心さえ通じていれば、きっと女ごの幸せが掴める―自分を落籍してくれた心底ずくの旦那はその後しばらくして倒れ逢えずじまい、見世の身代も傾いたという。立ち上がれないほどの絶望を経験しても毅然と前を向こうとする亀松の女将・お蓮の気丈な生き方を描く表題作他、佐吉の恋、鹿一の心の雪解け、およしの出産…出会いと別れを繰り返しながら深まりゆく江戸人情を描いた大人気書き下ろしシリーズ第四弾。

    平成28年9月30日~10月3日

  • 日陰者なのに凛として胸張って生きる
    姿は江戸っ子とでもいうべきなのか
    様になってますよ、お蓮さん!

  • 第四弾
    内容構成に変化なし
    女将お蓮の秘めたる思い、佐吉の恋の確信、鹿一の父との和解、およしの出産と名付け等と相も変わらず!

  • 大勢のキャラが騒がしく動き回るのが魅力のシリーズ。
    やっぱり照降り町のシリーズと合わせて読まないとわかりにくい所があるかもしれません。

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著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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