- 本 ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041025024
作品紹介・あらすじ
「地獄」。そこは“影”――生と死の狭間にとらわれた肉体なき魂――が集まる世界。目覚めたラングドン教授は、自分がフィレンツェの病院の一室にいることを知り、愕然とした。ここ数日の記憶がない。動揺するラングドン、そこに何者かによる銃撃が。誰かが自分を殺そうとしている? 医師シエナ・ブルックスの手を借り、病院から逃げ出したラングドンは、ダンテの『神曲』の〈地獄篇〉に事件の手がかりがあると気付くが――。
感想・レビュー・書評
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ラングドンシリーズ。インフェルノ(地獄)上巻。
舞台はイタリア。今回も例に漏れず、とんでもない冒険に足を踏み入れたラングドン。最初からハラハラはする展開。物語はダンテの叙事詩『神曲』が軸になっているようだ。神曲についてのことなんて全く知らないが、楽しく読ませてもらっている。
以下、ネタバレ有り(備忘録)。
記憶を失ったラングドン。訳も分からずに政府、大機構と呼ばれる闇組織から追われることに。ラングドンは懐にダンテの神曲に纏わる物を持っていた。それが何を意味するのだろうか。
人口増加に言及する人物。黒死病。ダンテの書いた神曲のストーリー。
ラングドンが失った記憶が明らかになっていく。
WHO事務局長ドクターシンスキー、大機構を解雇されたヴァエンサ、大機構の上級調整員ノールトン、医師でラングドンと逃走中のシエナ、追跡チームのブリューダー。登場人物たちの思惑、価値観が交差していくだろう展開。
人類増加問題を取り上げ、人口削減を目論む男の正体とは。
物語はまだ始まったばかり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
きっとこの本の上巻、何度も読んだような(笑)。
何度も読むに値するのはもちろん、なかなか外国の名前や地名が頭に残らず、毎度まいど、ググって場所の様子を頭に叩き込みながら読んでいたような。いるような。
日本の昔の様子は、子供の頃からお話しやドラマなどを見て慣れ親しんできたのだが、なかなかどうして、ストーリーは頭に入れど、情景がいまいち頭に残らず。
本棚から、また取り出し、初めて読むかのように読んでいます(笑)。
もちろん、他の皆様はそんなことはないとは思いますが。
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物語の疾走感と知識と歴史の宝庫のような深みはラングドンシリーズ全てに共通して感じられます!
ラングドンシリーズはオリジンでとまっていますが、はやく新作を出してほしい!♪ -
ダンテ「神曲」が下敷になってるとのことで阿刀田高氏の入門や、漫画版の神曲も読んで、いざ読み始める。
フィレンツェや色んな史跡が出てきて、行ったことないからイメージだけだけど地理がわかってたらもっと楽しいだろうな。解説付きの観光なんかしてみたい。
ウィルスの話になってくると、このコロナ禍なんか意味があるのかと思ってしまう。 -
下にまとめて感想を
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ロストシンボルが面白かったので、ラングドンシリーズの未読のものを読んでいこうかなと。フィレンツェ行きたくなる〜!!地図が欲しい!!
読み始めてすぐにロダンの地獄の門を思い出したんだけど、どうやら静岡県立美術館で見たみたい。こうして自分の実体験と物語が繋がるのって、とてもエキサイティングだなあと思う。それまで全く無関係だった点と点が線で繋がる感覚というか。だから実際にもう一度フィレンツェに行って、ラングドンと同じように回ってみたいんだよな〜!きっと2回目に訪れる場所も新しく目に映るんだろうな。 -
突然始まる窮地。これからという感じ。
逃げて追い詰めてが目に浮かぶような描写。 -
ダンテの神曲をモチーフに,またもや逃走劇が始まる.物語が全然進まないので,フィレンツェの観光をしているような気分.しかし,3分冊する必要性はない.
著者プロフィール
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