インフェルノ(上) (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041025024

感想・レビュー・書評

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  • ラングドンシリーズ。インフェルノ(地獄)上巻。
    舞台はイタリア。今回も例に漏れず、とんでもない冒険に足を踏み入れたラングドン。最初からハラハラはする展開。物語はダンテの叙事詩『神曲』が軸になっているようだ。神曲についてのことなんて全く知らないが、楽しく読ませてもらっている。

    以下、ネタバレ有り(備忘録)。

    記憶を失ったラングドン。訳も分からずに政府、大機構と呼ばれる闇組織から追われることに。ラングドンは懐にダンテの神曲に纏わる物を持っていた。それが何を意味するのだろうか。
    人口増加に言及する人物。黒死病。ダンテの書いた神曲のストーリー。

    ラングドンが失った記憶が明らかになっていく。
    WHO事務局長ドクターシンスキー、大機構を解雇されたヴァエンサ、大機構の上級調整員ノールトン、医師でラングドンと逃走中のシエナ、追跡チームのブリューダー。登場人物たちの思惑、価値観が交差していくだろう展開。
    人類増加問題を取り上げ、人口削減を目論む男の正体とは。

    物語はまだ始まったばかり。

  • きっとこの本の上巻、何度も読んだような(笑)。
    何度も読むに値するのはもちろん、なかなか外国の名前や地名が頭に残らず、毎度まいど、ググって場所の様子を頭に叩き込みながら読んでいたような。いるような。

    日本の昔の様子は、子供の頃からお話しやドラマなどを見て慣れ親しんできたのだが、なかなかどうして、ストーリーは頭に入れど、情景がいまいち頭に残らず。

    本棚から、また取り出し、初めて読むかのように読んでいます(笑)。
    もちろん、他の皆様はそんなことはないとは思いますが。

  • ダンテ「神曲」が下敷になってるとのことで阿刀田高氏の入門や、漫画版の神曲も読んで、いざ読み始める。
    フィレンツェや色んな史跡が出てきて、行ったことないからイメージだけだけど地理がわかってたらもっと楽しいだろうな。解説付きの観光なんかしてみたい。
    ウィルスの話になってくると、このコロナ禍なんか意味があるのかと思ってしまう。

  • ロストシンボルが面白かったので、ラングドンシリーズの未読のものを読んでいこうかなと。フィレンツェ行きたくなる〜!!地図が欲しい!!

    読み始めてすぐにロダンの地獄の門を思い出したんだけど、どうやら静岡県立美術館で見たみたい。こうして自分の実体験と物語が繋がるのって、とてもエキサイティングだなあと思う。それまで全く無関係だった点と点が線で繋がる感覚というか。だから実際にもう一度フィレンツェに行って、ラングドンと同じように回ってみたいんだよな〜!きっと2回目に訪れる場所も新しく目に映るんだろうな。

  • 映画を先に見てしまっていたので、そのイメージで読んだら結構違うところが多くて、面白かった。
    ダンテ『神曲』、一度は必ず読みたい…まだ勇気が…



  • 宗教象徴学のハーバード大学教授、ロバート・ラングドンのシリーズ4作目?になるこの作品は、古代ローマ詩人のダンテ・アリギエーリの叙事詩「神曲」を紐解き、世界の危機を救うことに奮闘する。「インフェルノ」とは地獄の意。序盤から多くのことが謎めいてる。

  • ダ・ヴィンチ・コードが面白すぎたので、読んだけど、期待しすぎたせいかそこまでではなかった。
    読了後に映画を観ましたが、映画はオチなど重要な所をけっこう変えていました。シエナの髪、過去、最後の結論は原作の方が好き!

    原作と映画比較して、ウダウダ感想言うのが一番楽しい。

  • 物語に登場する歴史建造物の画像を見ながら読むと面白い。ダンテの「神曲」をまったく知らなくても面白く読める。事前に知っておくと尚面白い。

  • 不気味さ漂う逃亡劇。

    想像していた、期待していた内容とは違ったけど今後の展開と結末は気になる。

著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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