ゼロ (下) (角川文庫)

制作 : 岡 むつみ 
  • KADOKAWA/角川書店
4.30
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  • 本棚登録 :33
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041025086

作品紹介・あらすじ

巨大ネット企業の問題を世に告発する謎の組織、「ゼロ」。彼らの正体を探るシンシアは、次第に世界中の監視の網から逃れられなくなっていく……。若手ドイツ 人作家による社会派サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 201601/上下まとめて。テーマも設定も面白かったけど、残念ながら主人公含めキャラの魅力に欠けてて、物語展開も惜しい。最初のほうは、場面転換と登場人物の多さに、誰がどこの人だっけ?ってなったけど、どんどん話が進むと、ページを捲る手も早くなって楽しんだ。私はライトなアクトアプリ欲しいけど、それでも依存しちゃうかな?

  • IoTが広まり全てがデジタライゼーションされ監視社会となった近未来が舞台、人工知能(スマートマシン)を活用したパーソナルアシスタントサービスが買取を含む徹底した個人情報の収集を行い、その個人をイケテル男あるいは女にプロデュースすることで若い人を中心に人気を集めている。

    一方、「データを独占する大ダコは退治しなければなりません、というのが私の意見です」をキャッチフレーズとするアニノマスのような謎のハッカー集団も組織されている。

    そこで両者を巡ってミステリーの王道、殺人事件から物語が始まる訳ですが、マイノリティレポートのように殺人事件を予測できないのはともかく、監視社会と呼ばれる前提で、事件後に直ぐに真犯人を逮捕することなく、別の人を警察が追跡するのは話を盛り上げる為とは言え、ご都合主義な印象です。
    それとも監視社会にも抜け道があることを示唆しているのでしょうか?

    上・下共通のレビューです。

  • 思っていたほどは面白いと思えなかった。購買履歴から体温まで、パーソナルデータをすべてインターネットに預けて、それらのデータを総合して各人が格付けされるような世界のお話。
    格付けを上げるための行動を、レコメンドするアプリケーションがあって、でもその格付けや行動の判断基準は誰が決めるべきなのか、その根本のところに主人公が疑問を持つことが物語を動かしていく。
    世界観自体は、自分はとても肯定的に捉えていて、こういう世界に早くなって欲しいと思う一方、その判断基準やデータの管理の方法を、ビジネスベースの民間企業のみには任せたくないという気持ちもあって、なんとなくそういう発想に近いものを感じた。
    テーマは面白いはずなのに、特に上巻でなかなか読み進められなくて、やっぱり訳本はあまり、と思ってしまった。
    151230

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