- 本 ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041025819
作品紹介・あらすじ
突然やってきた皇帝の使いに、花嫁として皇城に迎えられた青藍。ところが当の皇帝は、体に化け物を宿す半妖だった。皇帝は「醜い姿でも愛してくれる人間を見つけなければ解けない」呪いをかけられていて…?
感想・レビュー・書評
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評判が良かったので月東さん初読み。王道なイチャ甘ファンタジーで、イラストも綺麗で読みやすかったです。主人公も健気で可愛く、攻はかっこいい。特典のペーパーもサブキャラの話だったけど、むしろ良かった。
ただ本編を再読するかというと、処分はしないけど本棚の片隅に追いやってそのままにしてしまいそうな予感はある。攻にかかった呪いを特にひねりもなく解いたり、攻が受を好きになった理由もわりと安易なものだったりと、肝心なところでのお手軽感は否めない。安定の甘々とイチャイチャを、ストレスなくサラリと読みたい人向け。新人さんだったら迷いなく★ひとつ追加。 -
中華ファンタジー。面白くて思わず引き込まれました。
六芦かえでセンセのイラストで花嫁ものです。
ツボは、千年もの時を呪いをかけられ800年間愛する人を待ち続けた皇帝の炎火の強く深い想いでした。
炎火の置かれた国を守る皇帝という立場を考えると、また一段と切ないです。
さらに青藍のひたむきな愛にも胸がきゅんとなってしまいました。男なのに花嫁とされたことにあえて受けて立ち皇帝に尽くそうと決心したのに、自分の向こうに誰かを見て想っていることに傷つくところでは胸が締めつけられました。それでも炎火が好きで尽くす青藍が健気で…
でも、そこは炎火のイケメンいとこたちが素晴らしいフォローで、大変安心安堵させられました!
様々な謎がだんだん解き明かされていく話の流れが、グロテスクな怖さの中にも甘さをきちんと盛り込んでいて好みのちょうどいい匙加減でした。
目隠しHにも理由あってのところに萌えました。
ひょっとして続編ありなのね?と匂わせるイケメン3人が気になります!次回、白秀×陽あたりでぜひ。
月東湊の作品





