- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041025833
作品紹介・あらすじ
如何にして楽園の扉は開かれたのか…。真摯なる策略が無垢なる呪いを招き、男は仮面を被り、女たちが嘆き、少女は笑う。肉体の檻に閉ざされた者たちの魂の軌跡はどこまで続いてゆくのだろう。その先に楽園はあるのか?そして楽園の正体とは?終わりなきパレードを率いる仮面の男の目に映った狂気と愛憎の世界が、ついに描かれる!
感想・レビュー・書評
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サンホラも十文字さんも好き、しかもイラストは左さん。なんというやる気満々の布陣だ…!と恐れおののきつつ楽しみにしておりました…ああ、Elysion…好き。
魔女とラフレンツェから始まり、Lの肖像と出会い、Arkを与えられ、Lの天秤が傾き、Baroqueの乙女は告白し、Lの絵本が開かれる。
挟み込まれたLはまだ全てが語られてはおらず、残念…いえ、楽しみです。
そしてArkとBaroque。
お兄様かわいいな!っていうかソロルとフラーテルがArk。妹と兄を…我々を監視卿を楽園へ…導ける箱舟は、哀れなる魂を大地から解き放つ、救いを求める者にそれは月光を受けて即ち、Ark。
Baroque…!はあ…エリス…Baroque……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・魔女とラフレンツェ
・Lの肖像
・Ark
・Lの天秤
・Baroque
・Lの絵本 -
様々な解釈のひとつ。
一人一人の「エル」の悲しさが迫る。 -
Elysionのノベライズ作品。Elysion共通のテーマ(と解釈している)愛と背徳がドロッドロに表現されていて色々な意味で濃厚。「Baroque」作中の手紙は中々狂気に満ちている。