うちの執事が言うことには 4 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.81
  • (22)
  • (59)
  • (37)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 559
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041025895

作品紹介・あらすじ

烏丸花頴の若き当主ぶりも板につき、執事の衣更月とも息が合ってきた今日このごろ。前当主である、花頴の父・真一郎が屋敷に帰ってきた。賑やかになった烏丸家だが、そこに新たな事件が……。待望の新章突入!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『うちの執事』シリーズ最新作。

    このシリーズは、講談社ノベルズの既存シリーズでも持ち味だった、キャラクター小説的な一面をメインに据えた性格が強いと思っているのだが、そろそろもう少しミステリ部分にもヒネリが欲しいな〜というところ。
    シリーズの性格上、トリックやロジックにそこまで拘った読み方はしていないつもりだが、今作のミステリ部分はどれも微妙だった……ううむ、残念。
    次作に期待、というか、そろそろこのシリーズでも凝った長篇を読んでみたい。

  • まーだまだ先代と鳳さんのような主従関係には程遠いけれど(どちらかというと衣更月さんの方が心開いてないようですが)、第3話に来てちょびっと衣更月さんが氷解したかな~?な感じ。はやく衣更月さんがデレるところが見たい。

  • ミステリーとしては弱いところもあるし、それはどうなの、って部分もなくはないけれど。
    さくさく軽く読める感じと、あと感情や動きの表現が豊かで好きな作家さん。
    この巻では第3話の王子と乞食と仮面の執事がすき。

  • 再読

    師は、弟子に越えられて漸く、師として完成される

    本物の師

    再読だったけれど
    前回読んだ時も
    この回は好きだった

    コルクの出来方とか
    何処で知ったんだっけ?と思っていたら
    ここだった
    (王子と乞食と仮面の執事)


    ドタバタ劇だったけど、
    焦ってる様子もいい

    人間くさい回で好感

    気が付いたら秋の虫がないてるなか、読了。

  • 再読。

    2021.4.1
    シリーズ第4弾。
    主人とは、執事とは、それぞれが迷いながらも違いを信頼し、認め合うようになっていく。
    ミステリーとしても面白かった。

  • 他人に迷いのあるところを見せる衣更月は珍しい、それがまた成長に繋がっていくはず
    トリックオアトリートがもたらす結末は心温まり、花頴はしばらくひやひやして過ごすのだろうなと思うと微笑ましい
    赤目さんは相変わらず食えない男だな

  • 船上の冤罪と、味が変わったお菓子と消えたお菓子の話。あと父親と執事のトレード。

  • いい感じに二人の仲が深まってる気がします。
    赤目さんとの関係もどうなるかと思ったけど
    つなぎ直そうとしててホッとしました。

    ドッペルきたーと思ったけど…
    いいとこの人間だと身代わりのそっくりさんとかもいるしそういう感じか
    秘密の兄弟親戚とか?と思ったけど…(笑)

    まだまだシリーズ続きを読むのが楽しみです(*´∀`*)

  • 「生命の木と魔法のお菓子」ももちろん好きです。が、「王子と乞食と仮面の執事」が個人的にいっとう好きです。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高里椎奈の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×