愛すべき女たち (角川文庫)

  • KADOKAWA (2015年1月24日発売)
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本棚登録 : 60
感想 : 10
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  • 本 ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041025956

作品紹介・あらすじ

35歳の本郷薫。会社でも重要なポストを与えられ、充実した日々を送っているが、結婚とは程追い生活を送っている。しかし、スポーツクラブで価値観が違う二人の女性と出会って……珠玉のラブストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 2025/04/27

    最後に薫子だけに相手ができて、他の二人がいい感じで終わらなくてびっくりした。二人の話も終わらせて欲しい。
    小夜子の男はほんまにオーナー失踪したんとか、ほんまにそのお金はあげる必要あるん?(詐欺ちゃうん)とか考えてたのにそのまま終わってびっくりした。
    結局美香の男とお局様はなんの繋がりがあるん。お局様に言われたからデートにいくん?よく分からん。

    p81
    隆史の妻は名ばかりで子供にかかりきりの、もう隆史を魅了することも出来なくなっている。古ぼけた人形のような女なのだ。そんな女に、私が負けるはずがない。
    →なんかもう「子供にかかりきり」やねんやから、大人の隆史は自分の世話を自分ですべき。それに奥さんが子供にかかりきりやねんやったら分散しようって考えなくて俺が構ってもらえないから外で遊ぼってなるのがやばすぎる。その子供の親は奥さんだけ?てか奥さんと子供おるの知ってるくせに他の女に入れた指をいれるなってちょっと意味分からん。

  • 年齢の違う3人の女性それぞれの恋愛や仕事、生き方が楽しめた。
    軸となる女性がラストにハッピーエンドになり私が好きな結末で良かった。小夜子さんの立ち位置が自分に重なるけど虚しくもとりあえず夫婦の危機を迎える展開はなかったようなのでホッとした。美樹さんは、まだ若いから立ち直って未来があると願ってしまう。

  • ほのぼのと、適度に失敗して人に言えないこともして、上手にクリアして、読後ほっとした。

  • 不倫中のキャリアウーマン、夫に放置されている主婦、うだつの上がらない彼氏を持つ契約社員。
    環境も価値観も違う3人の女性がスポーツジムで出会い、一緒に通うようになる。
    恋愛とは?結婚とは?女の幸せとは?
    日々揺れる女性たちの心。


    それぞれの年代で共感できる作品だと思います。

    特別な環境じゃなくて、ありふれた日常の中で、いろいろなことに悩む女性たち。
    恋愛に仕事に結婚に、現状をなかなか打破できない女性の心がよく描かれています。

    前に進むために、背中を押してもらえる作品です。

  • ポプラピュアフル文庫で、よく楡井さんの作品を読んでいた。

    最近お目にかかってないなあ、と思ったら、なんと角川から作品を出していたとはー。

    一生懸命な年の差恋愛を描くのが、とても上手い作家さんなのだけど、今作は大人の女性が主人公ということもあって、ベタな展開だなと思う。

    そして愛すべき女たちを、愛せない自分(笑)
    まあ、こんな時も、あるかー。

  • いつも一緒にいるからこそ話せたり、話せなかったり。
    たまにしか会わないのに話したくなったり、話せなかったり。

    自分のことを話せる人がいるって幸せなことだ。
    わかりきってることなのに忘れちゃってたな。

  • 最初はワクワク、途中は嫌な予感にハラハラ、最後はニコニコ前向きな気持ちになれたけれど…美樹のその後が気になる。そこだけが消化不良…

  • 読み終わってまた明日もがんばれると思った。女の味方ってやっぱり女なのかも。

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