ホームグラウンド (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041025963

作品紹介・あらすじ

休耕地の有効利用を持ちかけた圭介に、祖父の雄蔵はある少年について話し、荒れた土地を耕し始める。芝生の広場をつくる、という老人の夢に巻き込まれていく圭介は、迷いのあった人生の舵を切るが――。

感想・レビュー・書評

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  • 上司が教えてくれた言葉に、「物を大切にしない奴は、人も大切にしない」というのがある。雄藏にとって由紀子は大切な娘だけど、突然のことにうまく接することができなかったんだと思う。親父としては当然だ。孫ができて嬉しくない親は稀だろう。きっと、孫の顔より由紀子の将来を思いあぐねいたんだ。雄藏は君枝に元気を与え、自身の命の恩人である男の子にもう一度会うために、庭に芝のグラウンドをつくることで再び生きる活力を得て、それを手伝う圭介と春奈、修司も人生にとって大切なものに気づかされる。まわりのひとたちと一緒じゃなくても幸せになれる。大切なのは自分にとって何が必要なのかを知ることなんだと思う。簡単じゃないけど。
    芝を一年中青く保つには手入れが必要だ。人の心も同じ。解説の中江有里が言う。
    人の心は目に見えるもんじゃない。オイラの上司はだから言ったんだな、「物を大切にしない奴は、人も大切にしない」って。

  • じいさんの土地にサッカーができる芝の広場を作る物語。盛り上がりに欠けるかな…。

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