- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041026052
作品紹介・あらすじ
田舎町でささやかれる不吉な噂、古い部屋に漂う見えない子どもの気配、霧深き山で出会った白装束の男たち――辻村深月、香月日輪、藤野恵美をはじめ、10人の人気作家がつむぎだす美しく儚い恐怖の物語。
感想・レビュー・書評
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日本唯一の怪談専門誌「幽」に集う、十人の作家による競作集。
実話系と言うからには実際の出来事なのか?皆、怪しい体験してるんですねぇ。
人気作家から、ホラー系の文学賞受賞者まで、バラエティ豊かな内容となっています。
個人的に一番気になったのは「猫と七代目」です。ほんとうにこういう生い立ちなのかな…?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゾッとするような怖い話はなかったですね
実話系というので期待しましたが、しんみりと終わるものが多く、共感できるような話が少なかったです
あと読みづらい文体の人も少なからずいました
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あんまり入り込めなかった。
この写真のとは違うけど、本の表紙のイラストがハンパなくかわいい!!
女の子が金魚鉢の金魚をにゃんこにあげているイラスト。町田尚子さん作。 -
執筆者に辻村深月さんがいたので図書館から借りてきました。
まさか怪談しかも実話系だったとは・・・
10名による10作品。
怖かったのは「猿工場の怪」と「野獣の夜」かな。
香月日輪さんと辻村さんの作品は思ったより怖くなくて読みやすかったかな。 -
実話系の「系」ってどういうこと?作家さんたちの体験なの?怖い。
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香月日輪さんが一番良かったかな。
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色々な作家さんの実話系。
実話『系』なのは、本当なのか違うのか…。
香月さんの話は、これによってあの話ができた? と
ものすごく分かりましたが。
実話…実話だったら恐ろしいですが
現実は小説や漫画よりも恐ろしい…。
1月に死ぬと7人連れて行く、は言い伝えだと思ったら
結構最近の話だったのにびっくりです。
目的だった辻村さんは、占い師。
不確かな言い方をしたりして、当てはまる事を
占われる人間自身に探させる。
とはいえ、本当にそう言われてしまったら
驚きを通り越してぞっとします。
それ以外の話は特に…というよりも
お話のような感じで、実話っぽくなかったです。
漫画はすごく分かりやすかったですが。 -
藤野さんの過去初めて知った。皮膚疾患は辛い…内臓からくるのか。
朱野さんの話が一番怖かった。子供を産むってやっぱり生命を受け渡すってことか。 -
怪談アンソロジー。あからさまではなく、ひそやかな恐怖が描かれた一冊。
お気に入りは松村進吉「愛しい呪い」。これはやはり、猫好きには惹きこまれる一作です。怖いだけでなく、愛情も感じられるのでなおさら。
アンソロジーの作品





