もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (角川文庫)

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  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026090

感想・レビュー・書評

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  • 「怖い顔の話」が面白かったので、それ以前に書かれたこのエッセイも読んでみた。面白かった。あまり、怖くないから抵抗なく読める。でも、不思議なものが見えない体質で良かったと思った。川端康成の奥さんの話しは興味深かった。死者に引きずられることもあるかもしれませんね。

  • 視点がとっても新鮮でおもしろい。

  • 今、住んでいるジャカルタのアパートの図書室から借りてきた。休みの後は、一時帰国から戻ってきた日本人が本を置いてくれるので、本棚が充実してくる。

    本書は、題名を知った時から読みたいと思っていた。著者の工藤美代子さんは、「神々の国 - ラフカディオ・ハーンの生涯」や「悪名の棺 笹川良一伝」の著書がある一流のノンフィクション作家。まずは、そのような作家が「お化け」という世間話をどのように記述するのか、興味があった。

    工藤さんは、幼い頃から霊感があるらしい。本来は、そこにいない人を感じたり、見たりする。本書では、工藤さんの「お化け」体験が淡々と綴られてゆく。わざと、ドラマティックにしないのが良い。何となく、リアリティが湧いてくる。それでも、兄の飼っていた犬の話は、ホロリと来たし、三島由紀夫の首の話は鳥肌が立った。

    なお、インドネシアでは、殆どの人が幽霊の存在を信じている。私も赴任から11年目で座敷童子(インドネシア語でトゥユール)を見るようになった。本書に出てくるブラックマジックの話も、インドネシアでは日常の話である。

    子供の頃、大人のするお化けの話は良質のエンターテイメントだった。そんなことを思い出させてくれる★3つ。

  • 醤油味の怪談。怖さでは「なぜオバ」よりは怖いが、ホッコリするお話も多く気楽に読めました。

    解説で、角田房代も書いているが、お化け話もいいのだが、工藤さんの人生の方がもっと凄い。自分もそちらに興味を惹かれた。

    確か、自伝的な要素の強い作品もあったと記憶しているので、そちらも読んでみたい。

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プロフィール

1950年(昭和25年)生まれ。チェコスロヴァキア・カレル大学を経て73年からカナダに移住し、バンクーバーのコロンビア・カレッジ卒業。91年『工藤写真館の昭和』で講談社ノンフィクション賞を受賞。93年帰国。『ラフカディオ・ハーンの生涯』三部作をはじめ、『野の人會津八一』『香淳皇后――昭和天皇と歩んだ二十世紀』『海燃ゆ――山本五十六の生涯』『母宮貞明皇后とその時代――三笠宮両殿下が語る思い出』『悪名の棺――笹川良一伝』『絢爛たる醜聞――岸信介伝』のほか、熟年世代の性に鋭く切り込んだ『快楽――更年期からの性を生きる』『炎情――熟年離婚と性』『もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら』など著書多数。

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