完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)

著者 : 若林正恭
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年12月25日発売)
4.07
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  • レビュー :220
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026144

作品紹介・あらすじ

単行本未収録連載100ページ以上! 雑誌『ダ・ヴィンチ』読者支持第一位となったオードリー若林の「社会人」シリーズ、完全版となって文庫化! 彼が抱える社会との違和感、自意識との戦いの行方は……?

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • テレビ出始めた頃は、「じゃない方芸人」なイメージだったけど、最近はテレビやラジオで話してるの見ると、この人絶対頭いいし、なんか好きだなと思ってて。読書好きでもあるし、どうしても読んでみたくなりました。

    人見知りで中二病だった彼が、本当にタイトル通り社会人として成長していく様が分かって、とても面白かったです。大人になるのを良しとする部分と、それと引き換えて何かを失う寂しさと。とてもよく分かります。

    被害妄想気味だし、ネガティブで考え過ぎなタイプだと思いますが、自分と似てる部分もあって、共感しまくって。でも私も同じようなこと感じてたけど、こんなに言葉にはできない。自分でこれだけの結論に達する彼はすごいなと思います。

    読書好きなだけあって、文章も読みやすいです。文章が上手いのか共感からなのか分かりませんが、何度か泣きそうになりました。

    エッセイでこんなに共感したことないかもしれないってぐらい面白かった。彼がこれを書いたのと同じぐらいの歳で読めたのも、大きいかもしれないです。

    歳を取ったらこんなに共感できないだろうし、近いうちにまた読みたいなと思います。

  • オードリーは前から好きだったけど、この本を読んでもっと好きになりました。
    私にとっては、名言の宝庫。
    そしてここまで自分の感じていることを正確に言葉にできる若林さん、すごい。

    共感できる部分が沢山あったけれど、終盤の「結果と過程」「自信」についての部分は、これまで読んできた著名な方の文章よりも説得力がありました。
    今の自分にとてもしっくりくる言葉でした。

    それでもやはり芸人さん!
    内容は真剣なものだけど、随所で笑わせてくれます。
    好きなのは、「冷たい水の中をふるえながら上ってゆけ」の話や、ところどころ語られる相方・春日さんの話。
    でも、ホロリともさせてくれます。
    春日さんのことをつづった章の、最後の一文。
    若林さんの思いにぐっときました。
    私、きっとずっとオードリーのファンでいます。

  • 実は私、オードリーのファンです!
    特に若林君がいい!!

    そんな若林君おススメの本ならきっと好きなはず!
    と、【教団x】にチャレンジして、挫折したという、苦い経験があるのですが…
    しか~し、ファンと公言するからには、若林君のエッセイは読まなくちゃね!
    普段、「人見知り芸人」、「女の子苦手芸人」と自称している彼。
    オードリーがブレイクした当初は、春日の存在感の陰に隠れ、「じゃない方芸人」と言われていた彼。
    自意識過剰な彼。
    そして、自他ともに認める「読書芸人」でもある彼。
    「帯が書きたい!」と言っている彼。
    最近は又吉先生にすっかり持っていかれていますが…

    そんな彼のエッセイ。
    面白かったです!
    ますます若林君から目が離せません~(笑)

  • とにかく共感の連続。
    移動中暇になるから…と、読み終わったら即売ろうと買った本だったのですが、これからずっと本棚に並べておきたい一冊になってしまいました。

  • ダヴィンチの2016年の12月発売号を今さら読んで、気になる本を見つけては、いろいろと読み漁っているところです。ダヴィンチで連載されていただけあり、かなりリズムよく、読みやすく、短くまとめられていてよかったです。本人がのべている通り、ネタが苦しくなって潔く終了させているのもまたよし。確かにその通りであっぱれです。

  • 本人曰く、自意識過剰、人見知り、負のスパイラルの
    ドツボにしばしば入る。。。若林。

    賞の2位を取り、テレビに出始め忙しくなって
    自分の許容量をしばしば越す。
    そんな時代から「ダビンチ」に掲載されてた
    エッセイが本になった。


    本の中で時折輝く言葉を連ねてみた。






    ネガティブを潰すのはポジティブではない。
    没頭だ。



    状況がダメなのではなくて、状況をダメと捉えて
    しまうことがダメなのだ。



    社会とまでは、言わないまでも
    自分の生活圏内のコントローラーの操作を
    今ちょっとだけおぼえてきたのかなぁ?
    最近、生きてて楽しい。



    ネガティブシンキングに陥る自分の扱い方
    大丈夫というところから『大丈夫』は始まるのだ。



    (黒ひげ危機一発貰うエピソードで、、、)
    何かをしても何も起こらなかった時、
    飛ぶ可能性は上がっている。



    ちゃんと降参して理想を追う道から降りよう。
    おそらくそれが正しい。
    だって、ちょっとおりてみたら
    今日がくっきり見えてしようがない。




    人とうまく付き合えない、
    いつも天邪鬼を心に飼っている。
    なんだか生きづらい人生だと、感じてる
    息苦しさがある方に、お勧めしたい一冊でしたよ。

  • 共感できることがいっぱい!!
    私よりも少し上の若林さんが、歳を重ねて達した考えが、とても救いになった。

    一番心強く感じた言葉は、「性格は形状記憶合金のようなもの」ということ。
    なかなか変えられない。理想の自分を追って、自己啓発の本とか読んで実践してみても、また元の情けない自分に戻っていく。
    だから、変えるんじゃなくて、コントロールできるようになればいい。
    自分の性質を受け入れてやればいい。

    これを読んで、「あ、今の私のままでいいのか」と、何かを許された気持ちになった。

    自己嫌悪に陥って、ネガティブスパイラルに陥ってしまったときに読みたい本。

  • ここまで共感できた本、久しぶり。

    若林ってどこか斜に構えてるというか
    冷めた自分に酔ってるイメージがあったんだけど
    (若林のことは好きですよ、誤解なさらぬよう。)

    この本読んで見方変わった。
    頭の中でかなりあーだこーだ考えて悩んで試行錯誤して、その結果があの姿なんだと。

    地頭の良さがうかがえる、文章構成。
    そして面白さはお笑い芸人とあって保証済み。

    自分も相容れる部分が多く、
    現代っ子にはかなり勉強になるんじゃないかな?と思いました。

    社会人目前にした大学生とか、是非読んでみてほしい。

  • こんなにも共感できるエッセイは他にない、と思っているお気に入りの一冊。
    単行本でも買って読んでいたので、追加収録された部分が文庫版の楽しみでした。この追加収録分がまたとても良くて、毎回「神回か…?」とうなりながら読み進め……「読み進め」といっても、ひとつ5〜6ページ程度のエッセイなのに、ひとつ読み終わるごとに「うわああ」となるので本をとじて気持ちを落ち着けていると全然読み進まない。

    特に、「人間関係不得意」のT君の話は、T君の社会的不器用さと、若林がT君にかける想いと、その結末に涙が出ました。

    4年間にわたって書かれていると、若林の考え方も変わってきていて、その変化も読んでいて面白くて。

    色んなことが「なんとなく」流せない、いちいち自分が納得しないと進めない、人に興味がない、人見知りで自己肯定感が低くて承認欲求が強くて芸人をしていて熱かったり冷めてたり…それが全部文章に入っていて、この人すごいな、と改めて思いました。

  • オードリー若林さんのエッセイ。同大学同学部に通っていたとは。内容も文章も面白くて驚いた。付箋を貼りたくなるような名言が多数(面倒だから貼らないけど)。読書大好き芸人は伊達じゃない。
    タメにタメてからの相方の章はムネアツ。いじられキャラの人もいじられたい人も必読。

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