武士の職分 江戸役人物語 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 49
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026236

作品紹介・あらすじ

役目を減らすことは、役人の席を奪うこと。己の存在意義と既得権益をめぐり、武士たちは熾烈な競争を繰り広げた。世襲を旨とする幕府が、唯一実力主義を徹底した医師。大名・旗本が敵に回すことを最も恐れた奥右筆。親兄弟であろうと罪を暴き、なりふりかまわぬ手柄を求めた目付。人も羨む出世と引き替えに、お手討ちもありえた小納戸――役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を、新たな筆致で描く渾身の書き下ろし。

「やられた! するどい考証の切っ先が、読者の胸元につきつけられる。上田さんの時代小説の新しい作法に舌を捲きます」――北原進(歴史学者・品川歴史館館長)

感想・レビュー・書評

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  • 著者得意分野、徳川幕府の職の説明と具体的な説明となる短編

  • 日頃あまり取り上げられない役目が題材で面白かった。
    現代の縦割社会と慣例主義の根源を見た。

  • シリーズの主人公で紹介されてる短編は楽しかったです。

  • 変わった作家さん
    歯医者さんをしばらくやってた

  • 仕事の内容を理解するにはよい。わかりやすい。小説としてもっと長い物語を読みたくなってしまうのが…

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プロフィール

一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒、歯科医師。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「将軍家見聞役 元八郎」「織江緋之介見参」「お髷番承り候」「禁裏付雅帳」(以上徳間文庫)、「勘定吟味役異聞」「御広敷用人 大奥記録」(以上光文社文庫)、「奥右筆秘帳」「百万石の留守居役」(以上講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)など。ほかの文庫作品に『辻番奮闘記 危急』(集英社文庫)、『奏者番陰記録 遠謀』(文春文庫)、『鳳雛の夢』(光文社文庫)など。単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社、のち中公文庫)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。単行本の近著に『翻弄 盛親と秀忠』(中央公論新社)、『傀儡に非ず』『茜の茶碗』(以上徳間書店)などがある。

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