蚊がいる (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 179
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026250

作品紹介・あらすじ

人気歌人にして、エッセイの名手・穂村弘の、もっともセンシティブな部分を収録したエッセイ集。自称“ふわふわ人間”穂村弘のあたふたっぷりに共感しつつ、その鋭い自分観察と分析は、まさに“永久保存用”の納得感。

感想・レビュー・書評

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  • 「どうせ死ぬ」を前にして、永久保存用の僕、を買いそうな私、を思う自己言及こそほむほむの魅力。

  • 世の中には、こんな人もいるのだな。面白い人だ。
    強気なのか弱気なのかさっぱりわからない。その「分からなさ」「つかめなさ」がこの人の人格を形成していることはよく分かる。面白かった。

    路上に痰を吐く男はいるが、女はいない。人に見られているという意識が違う。というのは、勉強になった。

  • 2018.6.30読了

  • パッチワーク紳士がそこいら中にいる

  • 中途半端になっちゃう自分…本当に共感。ほんとに面白い方だなあ、ほむらさんって。

  • あんなに楽しく読んだのに見事に内容を覚えていない。穂村さんの本っていつもそうなんだよな。

  •  私はさまざまなことを、成長過程でだいたい「そういうもんか」と済ませてきた。いろんな経験から怒ったほうがいい場面を学んできた。些細な違和感をいちいち考え込んでたら、ほむほむみたいな人間になるんだ!「蚊がいる」のにいないとされてしまう現実。そういうもんか、と思ってしまうけど、確かにおかしな現実はたくさんある。
     脳のフィルターを通さず言葉にしてしまう人とか、咄嗟にリアクションできる人、臆面も計算もなく振る舞える人。そんな人になりたいなあと思った時期もあったけど、そう思っている時点でなれないんだよなあ。だから、ほむほむの言ってることはすごくわかる(わかるけどここまでではない)。
     それよりも、八千草薫の写真を貼り、オセロの黒のレの字に注目してしまう奥さんが気になって仕方ない。

  • 穂村さんのエッセイをよむたびに、「あ、このひとはこっち側の人間だ」と、安心する。

    長友と、スピーチと、間に合う、間に合わないがとくに好き。
    ちょいちょい出てくる穂村さんの奥さまがかわいかった。わたしもこんな奥さんになりたい。

  • 「世界の切り替えスイッチ」がおもしろかったです。
    この本そのものが、私の「世界の切り替えスイッチ」でした。
    いろんなことがありますが、いろんな場面でこのスイッチを使っていけたらいいなと思いました。

  • ゆるゆるしてくすっと笑える話の中にたまに本質を突いているような気がして、ちょっとドキッとする。

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著者プロフィール

1962年、北海道生まれ。歌人。1990年、歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、連作『楽しい一日』で第44回短歌研究賞を受賞。2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞を受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。他に、『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

「2018年 『ぼくの短歌ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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