散歩する侵略者 (角川文庫)

著者 : 前川知大
  • KADOKAWA (2017年7月25日発売)
3.45
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  • 本棚登録 :74
  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026304

作品紹介・あらすじ

絶望がやってきた。愛する人の姿で――劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの舞台『散歩する侵略者』を前川自ら小説化。2017年秋、黒沢清監督、松田龍平・長澤まさみ・長谷川博己主演の映画版も公開。

散歩する侵略者 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 舞台版の感動をなぞりながら読む。SFではあるが、社会問題を提起しつつの、至高の恋愛ものでもある。愛がすべてなんだなーと、恥ずかしい感想もボソリと呟いてしまう、人間だもの。

  • 昨年、同作の演劇をシアタートラムで鑑賞したが、どちらもとても良かった。劇団の表現力。ある「概念」を盗む、ひとつの着想から羽ばたく想像力。

  • 舞台作品の小説化だけど本人が書いたからかノベライズ感はなく小説の特性を意識した内容になってある。なので、ちゃんと面白いし、舞台や映画でも観てみたいと思う観じ。舞台や映画で観たいではなく。どうなっていくのかなとおもったけどなるほどって感じで面白かったかな。

  • 映画で分からなかった部分を補完しようと思って読んだけど、映画よりより不可解だった。愛を知った侵略者が結局は何もせずに地球を去ったのか、融和の道を歩んだのか。舞台も小説と同じような感じだろうから、映画が一番分かりやすいのかも。

  • どんな風に終わるのだろう?と後半から期待しながら読んだ。
    納得のいく良いラストだった。
    しかし、作者の言わんとすることがきっと全く理解出来ていないんだろうなーという感じ。
    文章に慣れず、なかなか頭に入ってこなかった。
    少なくとも、好きな文体ではなかった。
    けれど、映画は観てみたいと思う。

  • 初読

    舞台を観終わって劇場で買いました。
    鳴海の姉の設定が妹になってたり、それに従って
    義兄もいなくて、医者や天野の存在も小さくなっていたり
    結構変更点があるのね。映画はどっちなのかな?

    舞台を観てる分、結構乱暴に読み進めてしまった感じがあるし
    未知なる小説を読むようには読めなかったのが
    仕方ないけど残念。
    けど、このラストは変えようもないのね。
    「愛の概念」を知る事によって一変する世界、
    こんな陳腐といえば陳腐な設定を
    あんな風に板の上に乗せられるって凄いよな。
    と、舞台の感想になってしまった。
    鳴海の「あれ、でも私結構平気かも?」の切なさは
    舞台も小説も変わらず。

  • ★3.5
    舞台版とは少し違う展開。
    舞台版の結末についてじっくり考えたかったところでこれを読んだので、理解というか、考えを深められたかなという思い。
    舞台じゃ出来ない、でもそういう場面になったらそうするだろうな、という展開がいくつも描かれていて、これはこれで好き。
    でも、舞台を観てるから、面白いって思えたのかもしれない。

    場所の移動が唐突で分かりにくいところとか、視点がころころ変わって分かりにくいところとかは、なんというか戯曲から小説への転換が上手くないな、と思った。

  • 請求記号:913.6||Ma 27
    資料ID:C0038352

  • 舞台が見たくなる。真ちゃんは何を手に入れて、鳴海は何を失ったのだろう。

  • 主婦鳴海と三日間音信不通の真治が保護された、「キャラ変わってるんですけど」、過去はリセット、一家惨殺事件の目撃者あきら、概念を収集しに来た宇宙人天野とライター桜井、「若者は言葉が足りない」、“言葉をWordに変換するには共通の概念が必要、欲しいのは言葉ではない”、「心の本当の正体はココロとHeartの間にある」、「私は今の真ちゃんが好き」、「笑ってんじゃねーぞ!」、「平和ボケが過ぎるよ」、誰も見てない所でしか“愛”の概念について話さない、「鳴海、俺には何ができるだろう?」…「太陽」も面白かったので劇団イキウメが気になる。

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