- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041026311
作品紹介・あらすじ
父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄を忘れられない少女アスナ。そんなアスナの前にある日、アガルタという遠い地から来た少年シュンが現れる。二人は心を通わせるが、シュンは突然アスナの前から姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」と願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、妻との再会を願いアガルタを探し求める教師モリサキが現れる。そして開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る――。それは、“さよなら"を言うための旅……。『君の名は。』新海誠監督の劇場アニメ『星を追う子ども』(2011年)を小説化。
感想・レビュー・書評
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レオちゃんさん僕も僕の彼女のためなら死んでも後悔はありません!僕も僕の彼女のためなら死んでも後悔はありません!2024/06/07
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原作の映画は星5!ジブリ好きな人は絶対見てほしい、(尊敬が込められた)パロディのオンパレードなので。雰囲気はめちゃくちゃジブリだけど込められたメッセージ(生死や別れ)は新海誠らしく一貫してると思う。なんだけど小説は星4かな…
これは原作アニメ見てから小説読んだ方がいい。アニメである程度情景が分かってないと伝わりにくいと思う。ただ、アニメにはなかったシーンやアニメでは拾いきれなかった心情の表現が書き足されていて読んで良かった。ほしのこえ以外は履修した新海誠ファンから言わせていただくと、この物語のテーマはすずめと繋がっているし他の新海作品を彷彿とさせるシーンも満載でエモい。
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黄泉の国というのが「すずめの戸締まり」と世界観同じですよね!たしかに専門用語が多いから想像するのが小説は難しいかもしれないけど、風景描写が上...黄泉の国というのが「すずめの戸締まり」と世界観同じですよね!たしかに専門用語が多いから想像するのが小説は難しいかもしれないけど、風景描写が上手い深海さんだからこそ想像しやすいですよね。2024/09/18
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アガルタという言葉を聞いて20年以上前に流行った!?魍魎戦記MADARAを思い出しました。
確固たる目的もなく、ただ漠然と旅をするアスナと、死んだ妻を蘇らせるために旅するモリサキ。
二人は異世界のアガルタを旅する。
無理矢理例えるならば!
死んだパズーともう一度会いたいと思うシータと我欲に囚われない優しいムスカが旅をする物語! -
913/ア/
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地底社会に入っての冒険。オルフェといざなぎの黄泉の国探検に重なる。
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◆谷間の鉄橋、アスナの壮大な旅が始まる◆
山間の町に暮らす6年生の少女アスナのお気に入りの場所は、谷間の鉄橋を渡った高台だった。ある日アスナはそこで、アガルタという地からきた美しい少年と出会う。それがきっかけとなり、アスナと少年、アガルタを探し求める教師モリサキの、伝説の地へ向けた壮大な旅が始まる…。
新海誠監督の劇場アニメ「星を追うこども」を、あきさかあさひがノベライズした作品である。 -
今までの作品の中で、一番ファンタジー要素が強い作品だった。死んでしまった人を大事にするのか、生きている人を大事にするのか… とても難しい問題だと思った。
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主人公アスナの住む町、新海誠のふるさとである「長野県小海町」の風景がモデル。山で出会ったアガルタから来た少年シュンが、病で亡くなったことから、主人公たちが死者が蘇る国、地下世界アガルタへと飛び込んでいく、冒険ファンタジー。
◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB24000028 -
何が言いたいお話だったのかな。映画を見ていないから壮大なストーリーが伝わりにくく、読みやすい文章だったけれど何にも心に残らなかったのが非常に残念。死を覆すことや戦い、冒険、人を想うことなど様々な要素を盛り込んでいたけれど上滑りしていて結局何事も起きていなかったように思うのは私だけなのだろうか。
著者プロフィール
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