- 本 ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041026359
作品紹介・あらすじ
幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真。彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴莉。高校三年生の今、ようやく一歩を踏み出そうとした二人の前に突然、もうひとつの東京からもう一人の「僕」が現れる――。アニメーション界の若き才能が自ら執筆した、初オリジナル劇場長編アニメーションの原作小説。
感想・レビュー・書評
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こんな壮大なお話になるとは。戦闘無くしてもはや読者は得られないのかな。
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もう1つの別世界に瓜二つの人物がいて
命がリンクしているから
片方が死ぬともう片方は突然死する。
真と琴莉と瓜二つの人物は
α世界では幼馴染み
β世界では敵対している。
真逆過ぎて
この2つの世界が交わったら
どうなるのか気になった。
リンクしているからこその
戦略とか悲しい別れがあって
現実にこんな世界にはなって欲しくない。
でも2つの世界の
それぞれの真と琴莉が
願っている未来が同じで良かった。 -
アニメがオススメ。
活字にしたとたん陳腐 -
世界が対になっている話というのはよくありますが、これも同じような感じでした。
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小説としてはかなり物足りない。映像として見るのが一番なのかな。 映画も見てみるかな、という気にはなった。
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TVアニメ「イングレス」の監督 櫻木優平氏が監督、脚本を手がける1月25日公開の同名長編アニメ映画のノベライズです。パラレルワールドを扱ったオーソドックスなSF作品だと思います。物語の時間的には数日間の出来事だと思うのですが、現代日本(α世界)と日本公民共和国(β世界)が交互に出てくるので、少し忙しない感じがします。映像化されれば、その辺はもう少し落ち着くのかな。読んでいる最中に、本書のタイトル「あした世界が終わるとしても」の意味合いがどんどんと変わっていくのが良いですね。
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真とジン、琴莉とコトコ、源司とグンジを比べると、もう一つの世界ではより意思が強く出てしまって、その結果世界が荒廃しているのかな。その考え方からすると、公卿を殺すことにより、潜在的に危険な考えを持っている人を消し去ることができたってこともいえるな。