あした世界が終わるとしても (角川文庫)

  • KADOKAWA (2018年11月22日発売)
2.88
  • (1)
  • (2)
  • (8)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 74
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026359

作品紹介・あらすじ

幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真。彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴莉。高校三年生の今、ようやく一歩を踏み出そうとした二人の前に突然、もうひとつの東京からもう一人の「僕」が現れる――。アニメーション界の若き才能が自ら執筆した、初オリジナル劇場長編アニメーションの原作小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こんな壮大なお話になるとは。戦闘無くしてもはや読者は得られないのかな。

  • もう1つの別世界に瓜二つの人物がいて
    命がリンクしているから
    片方が死ぬともう片方は突然死する。

    真と琴莉と瓜二つの人物は
    α世界では幼馴染み
    β世界では敵対している。

    真逆過ぎて
    この2つの世界が交わったら
    どうなるのか気になった。

    リンクしているからこその
    戦略とか悲しい別れがあって
    現実にこんな世界にはなって欲しくない。

    でも2つの世界の
    それぞれの真と琴莉が
    願っている未来が同じで良かった。

  • アニメがオススメ。
    活字にしたとたん陳腐

  • こちらの世界の自分と命がリンクしたもう一人の自分がいる別世界があるという設定。母を亡くして以来心を閉ざしがちな真を気にかける幼馴染みの琴莉。その相対となる別世界のジンとコトコ。4名の交錯した運命を綴るパラレルワールドものSFラブストーリー。あした世界が終わるとしたら、やっぱり好きな人には好きと言いたい。

  • 世界が対になっている話というのはよくありますが、これも同じような感じでした。

  • 小説としてはかなり物足りない。映像として見るのが一番なのかな。 映画も見てみるかな、という気にはなった。

  • TVアニメ「イングレス」の監督 櫻木優平氏が監督、脚本を手がける1月25日公開の同名長編アニメ映画のノベライズです。パラレルワールドを扱ったオーソドックスなSF作品だと思います。物語の時間的には数日間の出来事だと思うのですが、現代日本(α世界)と日本公民共和国(β世界)が交互に出てくるので、少し忙しない感じがします。映像化されれば、その辺はもう少し落ち着くのかな。読んでいる最中に、本書のタイトル「あした世界が終わるとしても」の意味合いがどんどんと変わっていくのが良いですね。

  • 真とジン、琴莉とコトコ、源司とグンジを比べると、もう一つの世界ではより意思が強く出てしまって、その結果世界が荒廃しているのかな。その考え方からすると、公卿を殺すことにより、潜在的に危険な考えを持っている人を消し去ることができたってこともいえるな。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

アニメーション監督。クラフターに所属し、最新技術を投入したアニメーション手法「スマートCG」にこだわり、話題作を発表し続けている。主な作品に『INGRESS THE ANIMATION』(監督)、『ソウタイセカイ』(脚本・監督)、『新世紀いんぱくつ。』(脚本・監督)、『花とアリス殺人事件』(CGディレクター)がある。今最も注目される若手クリエイターのひとり。

「2018年 『あした世界が終わるとしても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

櫻木優平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×