十津川警部 神話の里殺人事件 (角川文庫)

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  • 本 ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027110

作品紹介・あらすじ

N銀行の元監査役が「神話の里で人を殺した」と遺書を残して自殺した。捜査を開始した十津川警部は、遺書に書かれた事件を追うことに……。日本各地にある神話の里は判明するのか。十津川シリーズ長編。

感想・レビュー・書評

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  • 2020/09/09 69読了

  • ◎神話の里=奈良が舞台の殺人事件の謎を追う。疑問点は全部解決するのが十津川の仕事。
    事件は桜井という男が自殺したところから始まる。自殺であれば警察の手はいらないが、遺書に「神話の里で人を殺しました」と書いてあったのだから、十津川が登場することとなる。
    何でも、歴史研究会に加入していて、そのときは奈良に行っていたらしいという情報が柿崎という夫婦から入る。なんでも柿崎夫婦の父は、旅行先の奈良で桜井と会ったらしい。
    地元の警察に捜索を依頼すると、父柿崎の死体が見つかった。

    不倫疑惑が絡みながらすすむこの事件は意外な展開を見せる。不倫による愛憎劇かと思いきや、ある手紙によりまた違った様相を見せて、犯人逮捕へこれまた意外な証拠をつきつける。
    十津川の執念が勝った一件でもある。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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