蒼海に消ゆ 祖国アメリカへ特攻した海軍少尉「松藤大治」の生涯 (角川文庫)

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著者 : 門田隆将
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年6月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027127

作品紹介

米・サクラメントに生まれ、「日本は戦争に負ける。でも、俺は日本の後輩のために死ぬんだ」と言い残して死んだ松藤少尉。生前の松藤を知る一人ひとり訪ね歩き、その生涯に迫った感動の歴史ノンフィクション。

蒼海に消ゆ 祖国アメリカへ特攻した海軍少尉「松藤大治」の生涯 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  感情的になるでなく、淡々と進んでいく。学徒出陣の写真は見たことあったけど外側から。読んでると内側から見てるみたいだった。
     時代に抗えない中、精一杯生きた若者達。

  • 「苦悩こそ人間の特権だ。人間の幸福だ」

  •  祖国アメリカへ特攻した日系2世の海軍少尉「松藤大治」の生涯を描いたノンフィクション。

     特攻を描いた名作といえば、「永遠の0」がありますが、あくまでもフィクションであり、今作が大きく違うのは、真実に迫ろうとしたノンフィクションであるという点です。

     筆者は、戦争への怒りを極力抑え、あくまでも主人公を知る貴重な方たちから聞いたことを冷静に描き、真実に迫ろうという姿勢でこの作品を書いています。

     そして、この作品の主題である、なぜ主人公は祖国へ特攻して死んだのかということの答えをあえて描かず、読者にその答えを委ねています。

     そのことを戦後70年を生きる自分たちがしっかりと受け止め、これからの日本と子供たちのために平和を保ち続けなければならないと感じました。

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