- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041027158
作品紹介・あらすじ
大ホテルの社長が、外扉・内扉ともに施錠された二重の密室で殺害された。捜査陣は、美人社長秘書を容疑者と見なすが、彼女には事件の捜査員・平賀刑事と一夜を過ごしていたという完璧なアリバイがあり!?
感想・レビュー・書評
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高層の死角というタイトルの割に、密室のトリックは早い段階で明らかになる。そこからはアリバイ崩しの考察がメイン。
ただ、アリバイ崩しに興味を持てない人間なので、そこまでの面白さは感じられず。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
森村誠一。先日訃報のニュースを見て久しぶりに読みたくなった。第1の事件はホテルの社長がホテルのスイートルームて殺されており、そこには内扉と外扉の二重の密室があった。
第2の事件は犯人と目されている人物のアリバイ崩しがメインで時刻表をにらめっこしながら読むことになる。
事件以外の余計なところがほとんどなく、テンポよく進むので一気に読める。特殊な設定やトリックのない基本に忠実な推理小説のお手本のような一冊でした -
若い頃に、森村さんの本は随分読んだけれど、ストーリーをまったく覚えていなかった。(^_^;) 「犯人は彼で決まり」と思わせながら、何重にもかけられたアリバイ工作重がことごとく行く手を阻む。 ページが残り僅かなのに、まだトリックが解けない。 「どうやって犯人を追い詰めるの・・・?」と最後の最後までハラハラさせられた。 まだ、新幹線が東京、大阪間だけを走っていた時代の作品だけどまったく古さを感じさせない。 また、森村さんに耽ってみようかな・・・。(o^^o)
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ひたすら事件解決に向けての話でした。
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福岡への直行便がない時代の作品とは思えない作品。今読んでも時刻表部分以外は古さを感じない。加害者・被害者側の心情面に深入りしてないのが今の思考とのズレがなくて良いのかもしれない。
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とあるホテルのオーナーが、すんでいたホテルの一室で殺害されているのが発見された。しかしその部屋は密室であった。というところから始まるミステリ。
んー……………ヒロインが都合良すぎやしないかい? って気がする。むしろヒロイン視点が読みたい。
著者プロフィール
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