ニック・メイソンの第二の人生 (角川文庫)

制作 : 越前 敏弥 
  • KADOKAWA/角川書店
3.22
  • (3)
  • (8)
  • (10)
  • (4)
  • (2)
  • 本棚登録 :51
  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027165

作品紹介・あらすじ

警官殺しの罪で服役中のニック・メイソンは、ある人物の手配で25年の刑期前に出所した。条件は、携帯電話が鳴ったら出てどんな指示であっても従うこと――。謎めいた指示は何のためなのか? 過酷な日々が始まる。

感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 『解錠師』の作者による新シリーズ第一弾。前作と雰囲気は全く異なり、今回は硬質な筆致のハード・ボイルド。

    先の読めないストーリーでさくさく進む。過去の事件やニックが抱える苦悩など、サイド・ストーリーを巧みに絡ませながら徐々にキャラクターを掘り下げていく展開はさすがです。ニックが一線を越えてしまうシーンがひとつの山場かな。ニックもそうだが、読者もここで覚悟を決めることになる。やっぱりそういうお話だったの?と戸惑いつつも、作中の緊張感は高まりつつ終盤へ。この着地は続編を考慮してのことかしらと訝しむのは野暮かいな。

    善玉悪玉に関わらず、いろんな味のあるキャラクターが登場する。やってることは卑劣でも、どことなく切なさが漂ってるのが『解錠師』の世界観を思い出させるのよね。このやりきれなさが作者の得意技なのかも。

    シリーズ第一弾ということで顔見せ的な意味合いもあるのか、芯の通ってない部分もちらほら。あやふやな疑問は残るものの、次回作を期待する読後感は、“面白かった”ということ。

  • 設定がおもしろそうだったので読んでみたが、いまいちだった。セリフはいいけど、状況の描写がわかりにくい。結局ありきたりな結末でした。

  • タフな奴

  • あの『解錠師』の著者によるハードボイルド・ミステリーのシリーズ第1作。

    25年の刑期で刑務所に収監されていたニック・メイソンは暗黒街の大物、ダライアス・コールとの奇妙な取引により、5年余りで出所する。コールにより命じられる困難極まる指示にメイソンは…

    ドン・ウィンズロウっぽいようで、少し思い切りが足りない、中途半端なハードボイルド。『解錠師』よりは面白かったものの、物足りなさを感じた。

  • 面白いけど、なすべき手段のない中でも主役のとる行動、姿勢には到底共感できず。
    友情とか男らしさとか、はきちがえてるとしか思えなくてモヤモヤ。

全6件中 1 - 6件を表示

ニック・メイソンの第二の人生 (角川文庫)のその他の作品

ニック・メイソンの第二の人生 (角川文庫) Kindle版 ニック・メイソンの第二の人生 (角川文庫) スティーヴ・ハミルトン

スティーヴ・ハミルトンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ドン・ウィンズロ...
ピエール ルメー...
高野 和明
トム・ロブ スミ...
アンドレアス・グ...
トム・ロブ スミ...
三浦 しをん
東野 圭吾
ジェイムズ・P・...
ロジャー ホッブ...
アンデシュ・ルー...
米澤 穂信
アンドレアス・グ...
アーナルデュル・...
今村 昌弘
ネレ・ノイハウス
フェルディナント...
トム・ロブ スミ...
有効な右矢印 無効な右矢印

ニック・メイソンの第二の人生 (角川文庫)はこんな本です

ツイートする