ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : ヤマウチ シズ 
  • KADOKAWA/角川書店
3.79
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本棚登録 : 200
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027233

作品紹介・あらすじ

雪まだ深い春休み。大学生の森司は、来たるホワイトデイのことで気もそぞろ。
とはいえ通常とは逆で、片想いのこよみからの、バレンタインのお返しについて。
そんな森司に関係なく、オカ研には依頼が。
SNSのオフ会に現れる、心中を強要する霊。
恐怖の市松人形、
はたまた友人の事故物件巡りと、
恐怖の波状攻撃に戦き、成人式を迎えたこよみの晴れ着姿にときめき……。
新たな仲間も登場で加速する、青春オカルトミステリ第9弾!

感想・レビュー・書評

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  • 新しいメンバーが増えても、本質は変わらないオカ研。主人公カップルの鈍さは相変わらずだけど、最後に男を見せたな森司!

  • ひぇっ…人形の話最後相談者がなにしたか分かって生理的恐怖を感じた…とうとう森司くんが勇気を出しましたね!やっぱ適度にラブコメ成分が入ってると怖いを引きづらないので僕はこの作品好きです。

  • お前らはやくくっつけよ系ラブコメにまたすこし進展があった!

  • 面白かった。10月待ち遠しい。新キャラも良。

  • 先輩が去り、新入生候補が4人来た。

    異性目当てにサークルへ、というのはよくありますが
    ここまで言い放っている自分達は? と突っ込みたい。
    他の人に突っ込まれていますが、思いますよね…(笑)

    紅一点になってしまった片思いの相手と
    4人中3人も、彼女が目当てという状況。
    しかも彼らを連れて、の活動ですが、これはまた
    好きな人でも、実物は遠慮したい、という人形もの。
    最終的にはあれですが、よくも目当てのためとはいえ
    ここまで頑張りました、という候補達。
    その点に関しては、拍手したいものがあります。

    そんな話の前の、普通(?)の話が一本。
    こうして正体が分かると、大変ほっとします。
    その手前の本物に関しては…まぁよし、という事で。
    ただと無料ほど高いものはない、が地で行ける3話目。
    この後、友人様は父親に怒られなかったのか。
    まぁでも怒られても、自業自得かもしれません。
    何せ、生贄にしようとしてたぐらいですし。

    4話目は、不思議な話でした。
    まさかの落ち…というか、訴え?
    途中まで完璧だったのに、何故最後だけ
    想像できなかったのか。
    まさか一緒になる、と思わないわけが…。
    時代が時代なのに。
    話の真相よりも、そちらの方が気になりました。

    そんな怖い状況の最後!
    おお、やっと主人公一歩踏み出した!w と
    拍手を送りたいような気分でした。
    後は…後はもうちょっと、自信持ちましょう??

  • 「意気地なしの死神」
    偶然が重なった死。
    元々素行が悪くその様な事をする常習犯だったとしたら、尚更薬の成分ぐらいしっかりと調べるべきではないのだろうか。
    人一人亡くならせた後それでも懲りず犯行を続けたとなると恨まれるのは当然だろうし、もし殺されていても自業自得としか言えないだろうな。

    「金の帯 銀の帯」
    何処に置いても戻ってくる。
    彼女がどんな思いで人形の片割れを姉に渡したのか分からないが、もし周りの知る彼女のイメージがそのままならまともな状態で渡してはいないのだろうな。
    対になって彼女を守り性格を豹変させるまで頑張ったのに、最後の最後に周りの思い違いで一人取り残された子の気持ちを考えると少し可哀想になるな。

    「月のもとにて」
    態々あの家に住むと決めたのは。
    視えるや霊感があり少し人と違うだけで、何故気持ち悪がったりいじめの対象にされるのか謎だが嘘吐きでなく本当に視える者からしたら生き地獄だろうな。
    彼の両親は何故あそこまで酷い状態の彼を見ても、いじめなどを疑わず当人を叱りつける事をしたのか疑問だらけだな。

    「籠の中の鳥は」
    夢と現実に起きたこと。
    あの時代ならそれが当たり前の事だったのかもしれないが、どれだけの子供が傷付き大人になるにつれ何かしらおかしいと自分を責めただろう。
    彼が真犯人だったとしても、それを真実でないよう世間に伝えていたのはきっと彼女でありそれが彼女の心を守る一つの手だったのだろうな。

  • 2019年45冊目。副部長の藍が卒業(まあ、オカルト研究会にはちょくちょく顔を出しているから、いなくなったとは言い難いけれど)し、新入部員も加わったオカルト研究会。またも色々な怪事件に巻き込まれる。それよりも、やっと。やっと、ずっと言えなかったことを言うことが出来た森司に注目したい。「やっとかい」と思うし、「よっし。」とも思う。さて、デートは成功するのか?。引き続き読んでいきたいと思う。

  • 今回も実に面白かった。
    ラストで「よしっ!」となった人は僕と握手だ!

  • シリーズ9作目。短編集に戻りました。
    バレバレのラブコメに進展が...次作に期待。
    オカルト色はなんか増していると思います。
    ラブコメに惹かれてここまで読んできましたが、気が付くとホラー度は最初の子供だましのお化け屋敷レベルから富士急ハイランドクラスに突入している雰囲気。
    第二話の「金の帯 銀の帯」は藍さんでなくても苦手。
    第三話の「月のもとにて」はイメージしてしまうと怖すぎ。
    第四話の「籠の中の鳥は」もイメージできてしまう描写部分が怖い。
    ラブコメがあるから読み続けられるのかも。

  • 2016/5/6

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著者プロフィール

1972年新潟県生まれ。2012年、『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。瑞々しいキャラクターと読みやすい文章で読者モニターから高い支持を得る。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。

「2019年 『ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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