ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)

著者 : 櫛木理宇
制作 : ヤマウチ シズ 
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年10月24日発売)
3.84
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  • レビュー :22
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027257

作品紹介・あらすじ

オカルト研究会の頼れるアネゴ、藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉旅行に出かけることに。
しかし猛吹雪のせいで行き先を変更し、吊り橋の先にある秘境の宿を目指す。
お宿の雰囲気は最高だが、霊が視える森司は、宿の周りで粗末な着物姿の子供の幽霊を目撃する。
なるべく気にせず、片想いのこよみとの旅行を楽しんでいた森司だが、
吊り橋が落ち、皆で宿に閉じ込められ……。
シリーズ初の長編、 青春オカルトミステリ第8弾!
全てのどきどきが、ここにあります!

ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • シリーズ8作目にして、長編化!
    うりこひめとあまのじゃくの話は知らなかった。でも解説されているので、予備知識なくても問題ないです。作者の元の話を知らない人を置いてけぼりにしない姿勢に感謝しています。
    人の因縁の怖さが身にしみます。
    物語だからいいけど、現実に神司君とこのみちゃんのような関係ははたで見ているほうが恥ずかしくなってしまうような展開があります。
    新キャラも出てきますが、今後の展開に期待。

  • 2015/11/5

  • 2017.9.15 読了。

    シリーズ初の長編。
    やっぱり、こういう村ってまだあるのかなぁと思った。
    なよなよしてて頼りない森司がたくましく見えつつ、こよみにさっさと告白すりゃいいのに、デートに誘うこともできないところが、うーーん、まだまだ先は長そう。

  • シリーズ8巻目。映画化おめでとうございます。


    瓜子姫伝説って全国で有名な話らしいが聞いたことなかった。
    徐々にこよみと森司がイチャついているのがまたニヤニヤできて良いっす。
    分かりにくいときはミステリアス、分かりやすくても可愛らしくて良い、要するに灘こよみであればなんでもいい。ってのは正直な森司の気持ちで素敵です。
    いや絹代さん出てくるなよ空気読めよ!って思ったけど、その後の森司のテンパりにより、「可愛いよ」発言が飛び出しニヤニヤ。
    洞窟でも「先輩、旅行中だからですか」、「旅の解放感で、サービス過多なんですか」とすねたように言うこよみ、可愛いに同意。
    森司をかばうこよみと、こよみのために死んでも構わないと決心する森司。どちらもお似合いです。


    部長の異父弟の久裕くんが出てきたが、どうもうさんくさいキャラだ。
    天然のお坊ちゃまのように描写されているけど、御役目を務められる人としてこよみを助役に提案する流れ、わざと仕向けてる感が文章でぷんぷん匂う。
    これ天然でうっかり言ってしまったように描きたいなら文章選びが失敗だと思うな。
    そのせいで最後の微笑ましいデコピンエンドがうすら寒く感じてしまった・・・。

  • 初めての長編ですね。
    劇場版、といった感じです。
    卒業旅行に出掛けたオカ研一同が、閉ざされた集落で事件に巻き込まれます。
    いつになく登場人物が多くて、しかもみんな兄弟姉妹なもので、途中でどれがだれやらわからなくなりました…。巻頭に人物一覧が欲しかった。
    ともあれ、森司とこよみの仲も着々と進捗し、相変わらず安心して読める一冊です。
    が、以前「長編も読みたい」とレビューしておいてなんですが、やっぱり短編のほうがしっくりくるかな…

  • シリーズ初の長編である本作は、瓜子姫伝説をテーマとしている。
    瓜子姫ものの伝奇作品というと、私は真っ先に諸星大二郎の『妖怪ハンター』に収められている一篇を連想するのだが、本作もなかなかどうして、面白い解釈でスリリングな展開となっている。
    特に、瓜子姫と天邪鬼の争いに、(片方だけが偏愛される)きょうだいをあてはめるのはとても興味深い。単に「そういう説がある」のではなく、たまたま主人公たちが滞在した時に現存する、いくつかの「きょうだいの諍い」がここに絡んでくる。
    今までも、このシリーズはホラーにミステリ風味が強い作品となっていたが、今回はまさしく、ミステリであった。
    ところで、私は瓜子姫の物語や桃太郎の物語で語られていないある要素が存在すると考える。
    それは、「誰が桃(瓜)を流したのか?」ということだ。
    マヨイガ、隠れ里などの伝説では、たいてい上流から漆器や箸などの木器が流れて来る事によって、隠れ家などの存在が主人公に知れる。(必ず木器である事から、これらの隠れ里を木地師と結びつける考え方がある)。
    しかし、瓜子姫や桃太郎の果物がどこに由来するのかは、謎のままとなっている。
    ならば……。
    森司が(渓流の流れる)谷底に投じたあるものは、一体その後どうなったのだろうか?
    ……まさかね。

  • シリーズ8作目かな?初の長編。
    迷い込んだ雪の山荘(言葉の綾)で因習に巻き込まれるという、典型的なクローズドサークル的なヤツ。
    村の言い伝えあり、逃走劇ありと、すごくいい表現をすると横溝正史みたいだ。

    ちょっと登場人物がごちゃごちゃしちゃったかなという感じがあるけど、総じて悪くは無かった。

    気になるのは、現場にたまたま居合わせた今後レギュラーになれそうな初登場キャラが結局大した絡みをしなかったところ。
    勿体無くない?

    そういえば表紙に地味な仕込みがあるね。

  • 大学生を取り上げた作品の中でもトップクラスに面白いと思う。大学生活にありがちな要素を織り交ぜた描写や、主人公の恋模様を含めた人間関係も洗練されている。
    全体的にホラー要素だけでなくミステリー要素もある作品だけど、こちらの謎の表現も絶妙で読みすすめるなかで驚かされるシーンが多くて楽しい。

  • 第8巻
    2016/5/22西図書館から借りた。
    一巻通しての物語
    三田村藍が卒業です。

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