仮面婚約のたしなみ 騎士と淑女のかけもち生活!? (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027271

感想・レビュー・書評

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  • 気づいてないの?ねえ、気づいてないの?まーじーかー(笑) 近衛騎士のルティアスと伯爵令嬢のルティアは同一人物。病弱な弟を守るために自ら騎士となって伯爵家を継ぐと誓って早数年。ルティアはルティアスとして近衛騎士の任に就いていた。そんな彼女に国王警護の任にが与えられ。いやいやいや、将軍、絶対知ってるでしょ。ねぇ、絶対知ってるよね!(笑)公爵夫人である姉が思いの外自由気ままに出歩いてます(笑)国王とルティアは交換日記なるものを始めるのか!?ってとこで終了。

  • 宝塚的な、素晴らしい男役を演じるルティウスに今日も黄色い悲鳴が。
    でも、男として生きてきた彼女は、上司に女装して王子の婚約者候補となるように命じられ、淑女教育を受けるハメになり、言動がおかしな方向に…という具合に、ビーンズ文庫にしては、ノリはかなり軽いです。
    入れ替わりものとして、ハラハラさせてくれる彼女の言動が楽しいお話で気に入った。
    この巻は、お互いに無自で甘さ控えめで続刊に続く展開で終わる。正体を確かめようと躍起になる王子と、なんとしても正体を隠したい彼女との今後の攻防と、恋の展開に期待。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4447.html

  • 男装して騎士になったのに女装で王様の警護につかなければいけなくなったヒロインと、毒ありくせありの王様のラブコメでした。
    おもしろかった。
    最後の交換日記のくだりでは思わずふいてしまいました。
    これからがたのしみです。

  • 訳あって男装して騎士になったのに今度は任務で女装して国王の婚約者候補として護衛する事になった16歳伯爵令嬢ヒロインと、一筋縄ではいかない若き俺様国王19歳ヒーローとのラブコメディです。

    成瀬あけの氏の表紙イラストが美しいです♪
    挿絵のヴァイスの全開の笑みも可愛かったです!

    読み始めて、まず登場人物達の名前に中二病心がくすぐられました(笑)。
    特にヒーローのヴァイス。
    ドイツ語では「白」を意味しますが、響きが黒っぽいイメージという事で名付けられたようです。
    ヒロインは、昼は騎士として近衛隊に勤務し、夜は国王の婚約者候補として城に滞在するという2重生活を送る事になります。
    男装ヒロインは少女小説王道設定なので、それだけで評価がプラス補正されます。

    近衛隊長のシュヴァリエは、ヒロインの性別を知っていて女装任務を命令したように思います。
    ヒーローのヴァイスは本来、真っ直ぐな性質の持ち主なのか、意外と素直に物事を判断します。
    気を許した相手には少年のように無邪気な顔で笑ったり、貴族令嬢らしからぬルティアの事を気に入りラストでは「婚約者候補」から「婚約者」扱いになり交換日記を提案してくる乙女思考が可愛かったです!
    あとがきを読むと、どうやらシリーズ化されるようなので続編が楽しみです♪

  • 男装女子が女の子に戻って王の護衛をする掛け持ち恋愛。
    主人公はきっぱりさっぱりとした一途な女の子で、真っ直ぐさが気持ち良い。
    王も政務では俺様なのに、恋愛慣れしてないので、やり取りが可愛い。
    男装したり女の子に戻ったりとバタバタした感じが楽しい。

  • ヴァイス…交換日記って……(爆ww)って、陛下の乙女なオチに全部もってかれたヮ。続きありそうなんで、日記のなかみを是非掲載願いたい。

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著者プロフィール

東京都在住。投稿作『外面姫と月影の誓約』で第11回ビーンズ小説大賞奨励賞を受賞してデビュー。他シリーズに「仮面婚約のたしなみ」がある。

「2022年 『元魔王の転生令嬢は世界征服よりも恋がしたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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