札幌アンダーソング 間奏曲

  • KADOKAWA (2015年3月27日発売)
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本棚登録 : 349
感想 : 48
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  • 本 ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027356

作品紹介・あらすじ

駆け出し刑事の仲野久の属する警察署に、「札幌の雪堆積場に死体を埋めた」という謎の文面が届く。しかし確信もなく雪堆積場を掘り返すことは不可能。久と先輩刑事の根来は、天才少年の春に協力を依頼するが……。

感想・レビュー・書評

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  • なかなかドキドキワクワクする展開で、どんどんとページを捲っている私がいました。
    結果、久の彼女についてはよくわかりませんでしたが、これから出てくるのかなとか思ったりします。
    最終巻が楽しみです。

  • 札幌アンダーソングの続編。間奏曲という副題でもわかるように、完結編へ向けての布石なんだと思う。主人公の春を筆頭に、それ以外の登場人物もちょっと価値観が普通とずれていて、事件解決についても、普通と違う視点から語られるのが不思議な感覚であり、それが面白いのだけれど、ずーっと理詰めで説得されているような気もする。

  • あんまり面白くないなぁ。
    何かの続き物なのかな? 前提の設定がよく判らないが。
    ”天才”が机上で推測して、その通りになって、ざまあみろ、みたいな展開は、楽しめない。

  • 北海道は札幌。駆け出し刑事の仲野久が勤務する警察署に、謎の手紙が届いた。「おおきな ゆきたいせきば みっつのうちのひとつに したいをうめた」雪堆積場とは、雪国特有の、排雪した雪を運び溜めておく場所のこと。しかしその手紙だけを頼りに、巨大な雪堆積場を掘り起こすわけにはいかない。捜査が進む中、久の先輩刑事の根来は、被害者とされる男の娘に不審を抱く。「あの娘には、背徳の匂いがする」そして、「変態の専門家」で超絶美少年の志村春に、協力を要請するが…。

  • 20170627

  • 出でくるキャラのビジュアルと語り口でうっかり流れていくと、起こってる事件とその描写の際どさをスルーしそうになる。いやいや、かなりなことだよ。ギリギリだよ!
    …ってあたりが絶妙なんだろうな。

  • 2冊目。今回は不思議度が控えめ。次で終わりのようなので、どうまとめるのか楽しみ。
    2017/6/1

  • 駆け出し刑事の仲野久の元に、「札幌の雪堆積場に死体を埋めた」という謎の文面が届く。しかし確信もなく掘り返すことは不可能。久は、天才少年の春に協力を依頼するが…。『小説屋sari‐sari』掲載に加筆し書籍化。

    意外とあっけなく解決。

  • 登場人物、増やしすぎじゃない?
    あと、敵の魅力がうすいのがこのシリーズの難点か?

  • 今回は訳もわからずに物語が進んでいく感じがした。まさに間奏曲で終焉に向けて進んでいるな。

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著者プロフィール

一九六一年旭川市生まれ。札幌の広告制作会社に14年勤務。退社後執筆活動へ。
二〇〇三年『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』(講談社)でデビュー。著書に『HEARTBEAT』(東京創元社)、『東京公園』(新潮社)、『東京バンドワゴン』シリーズ(集英社)など。ほかに『うたうひと』(祥伝社)、『空へ向かう花』(講談社)、『brother sun 早坂家のこと』(徳間書店)などがある。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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