札幌アンダーソング 間奏曲

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 333
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027356

作品紹介・あらすじ

駆け出し刑事の仲野久の属する警察署に、「札幌の雪堆積場に死体を埋めた」という謎の文面が届く。しかし確信もなく雪堆積場を掘り返すことは不可能。久と先輩刑事の根来は、天才少年の春に協力を依頼するが……。

感想・レビュー・書評

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  • なかなかドキドキワクワクする展開で、どんどんとページを捲っている私がいました。
    結果、久の彼女についてはよくわかりませんでしたが、これから出てくるのかなとか思ったりします。
    最終巻が楽しみです。

  • 札幌アンダーソングの続編。間奏曲という副題でもわかるように、完結編へ向けての布石なんだと思う。主人公の春を筆頭に、それ以外の登場人物もちょっと価値観が普通とずれていて、事件解決についても、普通と違う視点から語られるのが不思議な感覚であり、それが面白いのだけれど、ずーっと理詰めで説得されているような気もする。

  • あんまり面白くないなぁ。
    何かの続き物なのかな? 前提の設定がよく判らないが。
    ”天才”が机上で推測して、その通りになって、ざまあみろ、みたいな展開は、楽しめない。

  • 北海道は札幌。駆け出し刑事の仲野久が勤務する警察署に、謎の手紙が届いた。「おおきな ゆきたいせきば みっつのうちのひとつに したいをうめた」雪堆積場とは、雪国特有の、排雪した雪を運び溜めておく場所のこと。しかしその手紙だけを頼りに、巨大な雪堆積場を掘り起こすわけにはいかない。捜査が進む中、久の先輩刑事の根来は、被害者とされる男の娘に不審を抱く。「あの娘には、背徳の匂いがする」そして、「変態の専門家」で超絶美少年の志村春に、協力を要請するが…。

  • 20170627

  • 出でくるキャラのビジュアルと語り口でうっかり流れていくと、起こってる事件とその描写の際どさをスルーしそうになる。いやいや、かなりなことだよ。ギリギリだよ!
    …ってあたりが絶妙なんだろうな。

  • 2冊目。今回は不思議度が控えめ。次で終わりのようなので、どうまとめるのか楽しみ。
    2017/6/1

  • 駆け出し刑事の仲野久の元に、「札幌の雪堆積場に死体を埋めた」という謎の文面が届く。しかし確信もなく掘り返すことは不可能。久は、天才少年の春に協力を依頼するが…。『小説屋sari‐sari』掲載に加筆し書籍化。

    意外とあっけなく解決。

  • 登場人物、増やしすぎじゃない?
    あと、敵の魅力がうすいのがこのシリーズの難点か?

  • 今回は訳もわからずに物語が進んでいく感じがした。まさに間奏曲で終焉に向けて進んでいるな。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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