私情対談

著者 : 藤崎翔
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年6月27日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027370

作品紹介

若手人気女優、井出夏希とベストセラー作家、山中怜子の誌上対談。本音と建て前が交錯する中、夏希も怜子も内心で、過去の恐るべき罪を語り出し……。 衝撃につぐ衝撃で息もできない! 奇才が描く問題ミステリ!

私情対談の感想・レビュー・書評

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  • 面白い形式、以外とこれまでない形式、伏線が散りばめられて、よく考えられている。考え過ぎなところがあり、少し残念。なかなか、ここまで凝るのもすごい頭使っているし、SMLの歌詞を見つけた時は、視界が開けた感じになった。

  • インタビュー形式で。
    言う言葉と、心の声と、
    テンポよく書かれている。
    内容も面白くて、引き込まれていく。
    短編で、前の章の人が次の章で、出て来て。
    全てつながっているのも面白い。
    しかし。
    最後は、
    複雑すぎて難しくなってしまった。
    残念です。

  • 【収録作品】「月刊エンタメブーム」9月号/「SPORTY」ゴールデンウィーク特大号/「月刊ヒットメーカー」10月号/「テレビマニア」9/10~9/23号/「週刊スクープジャーナル」11/23号掲載予定原稿/「メディアミックス・スペシャル対談」4/10/エピローグ「実話真相」6/20号 
     適度に入り組んでいて、伏線が回収されているのがいい。キャラがみなろくでもないので、共感する必要もなく、外から眺められるのも読みやすい。

  • 対談に出てくる人がみな裏があり、読んでいて胸が悪くなる。しかし、いろいろな人の対談が進んでいくうちに、どの人とどの人がどんな関わりがあるのか、どんなからくりがあるのかを楽しむようになった。

  •  女優×作家、Jリーグ選手×Jリーグ選手、ロックバンド3人組の対談。話題の人物たちはなぜか対談が終わった後、世間を騒がせる騒動を巻き起こす。共通しているのは取材を行った人物だが…?

     会話形式というか、ほとんどは対談がそのまま掲載されている形式で、それぞれの人物の実際の発言と、その裏で正反対のことを考えている心の声が並列されている。1章の真相が2章でわかったり、2章のその後が3章で発覚したりと、読み進めるうちに全体図が見えてくる構図。本音と建て前とはいうけれど、どの人物もえげつないほどに悪意を隠していて、読んでいてちょっと胸焼けする部分も。構成としてはおもしろいと思うけど。

  • 面白かった!
    1つずつの章でも完結してはいるけど、読み進めていくうちに、各章のつながりが見えてくるのも良かった。
    ただ、最後の最後がちょっとだけむりくり終わらせた感が…。

  • 雑誌の対談の中に、それぞれの私情が挟まれる形式で進むストーリー。斬新で面白い。しかも、最初の対談から全てが繋がって最後の大事件まで至るという仕掛けつき。

  • 面白い!
    びっくりジャンキーの私にはたまらん!なお話の本でした。
    最近、帯の惹句、「どんでん返し」に騙されっぱだったんさ。
    この本はね、それが無い。
    ちょこちょこ裏切られる。
    ちゃんとどんでんを返してくれる。
    読んでて楽しい。

    あとは文章だなぁ。
    ぶっちゃけ小説としての出来はあまり良くないと思うんだよねぇ。
    「対談」形式だからかもだけど、
    小説って言うよか、小芝居の台本?って感じ。
    モノローグがやけに説明的なの、途中でちょっと鼻につくしなぁ。
    せっかくお話自体は面白いんだから、
    原作と文章の2人組分業制とかでリライトしてはどうやろ?とまで思ってしまう。
    でも、描写ばっかで全然お話が進まない文章よりは
    このスピード感は好きなんで悩ましいなぁ。

  • えげつない話。ちょっとトリック?が強引な気もするけど引き込まれる面白さはあった。

  • 元(売れなかった)お笑い芸人で、苦節の末に「神様の裏の顔」で横溝正史ミステリ大賞を受賞した、藤崎翔の受賞後第一作。

    人気アイドル、花形スポーツ選手、売れっ子作家、新進ミュージシャンなどの華やかな登場人物が、例外なくみな悪人......そして、二転三転の「どんでん返し」ありのサスペンス・エンタテイメント小説。

    この作品の秀逸なところは、ストーリーのアイディア。

    伏線の逆張りとも言うべき、意外性が小気味良い。

    登場人物のキャラ付けが甘いとか、もう少し「恐怖感」や「緊張感」を醸しした方が作品に深みが出るとか、エンディングが弱いとか、細かい突っ込みどころはあるが、全体としてはなかなか楽しめた。

    これが2作目と、まだ若い作家なので、今後たくさん書くことによって、良質のエンタテイメント小説を書けるよう期待している。

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