牢獄の花嫁 (角川文庫 19037)

  • KADOKAWA (2015年2月25日発売)
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  • 本 ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027578

作品紹介・あらすじ

息子の郁次郎と許嫁の花世とともに、余生を送るのを楽しみにしていた元名与力・塙江漢。増上寺で見つかった女の死骸の犯人に、郁次郎が犯人にされてしまう。息子の無実を暴くため、江漢が黒幕に立ち向かう。

感想・レビュー・書評

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  •  時代小説であり、ミステリー小説。テンポがよく、すらすらと読める。

  • ジャンルは時代物だが、中味はミステリ。ただし、ルパン三世並みの変装名人がごろごろしているので、そんなんありかい、という展開になっている。真犯人は初めから怪しかったのだが、ルパンなんて流石に見抜けない…
    地の文が突然主観的になったり、小題で突然場面転換したり、文体に慣れるまでは違和感があったが、慣れてくると芝居や文楽を見ているようにテンポ良く読める。

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著者プロフィール

吉川 英治
1892年〈明治25年〉 - 1962年〈昭和37年〉。本名:吉川 英次。
様々な職についたのち作家活動に入り、『鳴門秘帖』などで人気作家となる。
代表作に『宮本武蔵』や『新・平家物語』がある。

「2025年 『吉川英治 大活字本シリーズ 宮本武蔵 第2巻 水の巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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